iPhoneには将来的に、発光効率が高い有機EL(OLED)ディスプレイが搭載され、消費電力が減ることでバッテリー駆動時間が長くなると韓国メディアThe Elecが伝えています。
その理由としてThe Elecは、Samsung DisplayがiPhone16シリーズ以降のモデルに搭載されるOLEDディスプレイに向けて、新しい材料セットを開発していることを挙げています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone18シリーズ用OLEDディスプレイは発光効率が向上、消費電力が削減されることでバッテリー駆動時間が長くなる見込み。
2. OLEDディスプレイを供給するSamsung Displayが、青色OLED素材の改良を計画しており、2025年下半期(7月〜12月)に実用化予定。
3. iPhone16シリーズとiPhone17シリーズには、新しいOLED材料セットが用いられる。
青色のOLED素材を大幅に改良
市場調査会社であるUBIリサーチが、ソウルで開催したセミナーにおいて、Samsung Displayは発光効率に優れる青色のOLED素材を開発、2025年下半期(7月〜12月)に実製品に応用するとの見通しを発表しました。
UBIリサーチによれば、現在のOLEDディスプレイにおいて緑色と赤色のOLED素材の発光効率は100%なのに対し、青色のそれは25%に留まっているとのことです。
改良されるOLED素材の名称はB1、材料セットはM15になるとUBIリサーチは伝えています。
M15の実用時期が2025年下半期(7月〜12月)となる場合、iPhone18シリーズ用OLEDディスプレイに用いられる可能性があります。
iPhone16 ProとiPhone17にはM14を使用か
それに先立ち、iPhone16シリーズ(恐らくiPhone16 Proシリーズが先行採用)とiPhone17シリーズにはM14が用いられると、UBIリサーチは予想しています。
Source:The Elec via AppleInsider
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-559616/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania