Appleが、iPhone14シリーズのユーザーに対し、通信衛星を利用した緊急SOS通報機能を当初予定の2年に加え追加で1年、無料で提供すると発表しました。
通信衛星を利用した緊急SOS通報機能は、対象国のユーザーはiPhone14シリーズおよびiPhone15シリーズで利用可能ですが、日本ではまだ提供されていません。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、iPhone14シリーズのユーザーは通信衛星を利用した緊急SOS通報機能が追加で1年間無料で利用可能になると発表。
2. 当初予定では2年間無料だったが、追加で1年間、合計3年間は無料で利用できることになる。
3. 日本でのサービス提供予定について、現時点で動きがないのが残念。
対象国のユーザーは、無料で3年間利用できることに
Appleの発表に伴い、iPhone14シリーズのユーザーは通信衛星を利用した緊急SOS通報機能を当初予定されていた2年間に加え追加で1年間、合計3年間は無料で利用できることになります。
なお、1年間の期間延長は、通信衛星を利用した緊急SOS通報機能の提供国において、iPhone14シリーズを2023年11月15日午前12時(太平洋時間)以前にアクティベートしたユーザーが対象です。
なお、ライバル機であるAndroidスマートフォン用システム・オン・チップ(SoC)を多数供給するQualcommは、2023年下半期(7月〜12月)に提供開始する予定だった衛星通信機能であるSnapdragon Satelliteの計画を中止しています。
日本での緊急SOS通報機能提供開始に動きなし
通信衛星を利用した緊急SOS通報機能はiPhone14シリーズおよびiPhone15シリーズで欧米各国で利用可能で、それによって救助された事例が多数報告されています。
日本での提供開始が期待されていますが、その動きは現時点で確認されていません。
Source:AppleInsider
Photo:Apple
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-559641/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania