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人気YouTuber、「衛星経由のロードサービス」を実際に体験した様子を動画で公開

Roadside Assistance
 
米国ではiOS17以降、iPhone14およびiPhone15の全モデルで、モバイルデータ通信の圏外やWi-Fiの通信範囲外にいる時でも、ロードサービス(AAA)に連絡し、救助を要請できる「衛星経由のロードサービス」が利用できるようになりました。
 
テック系レビューYoutuberのブライアン・トン氏は現地時間11月20日、衛星経由のロードサービスを実際に利用した様子を収めた動画を公開しました。この動画で同氏は、衛星経由のロードサービスを利用する手順と、iPhone14とiPhone15でどのように動作するのかを解説しています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.テック系レビューYoutuber、「衛星経由のロードサービス」体験動画を公開。
2.衛星経由のロードサービスは現在、米国でのみ利用可能。
3.Apple、他の国にも衛星経由のロードサービスを展開することを示唆。

衛星経由のロードサービスを実際に体験した様子を動画で公開

衛星経由のロードサービスを要請するにはまず、iPhoneで「メッセージ」アプリを開き、宛先に「roadside」と入力します。携帯電話やWi-Fiの電波が届かない場合、衛星経由のロードサービスを手配するオプションが表示されるので、「ロードサービス」をタップしてください。画面の案内に従って衛星通信に接続し、救援を要請します。
 
Appleによると、iPhoneで衛星通信に接続するには、空への視界が開けて、地平線がはっきりと見通せる屋外にいる必要があるということです。
 
トン氏は、バッテリーが上がった車のエンジンを始動させるためにロードサービスに救助を要請する様子を動画で公開しています。車から締め出された時、パンク、燃料が切れた時などにも、このサービスを利用することが可能です。
 

衛星経由のロードサービスは現在、米国でのみ利用可能

衛星経由のロードサービスは今のところ、米国でのみ利用できます。iPhone14またはiPhone15のアクティベーション後、2年間は無料で利用でき、ロードサービスはAAAの会員特典として利用可能です。非会員でも、有料でサービスを利用することができます。
 
Appleは、衛星経由のロードサービスは「最初に」米国で提供されると述べ、今後、この機能を他の国にも展開することを示唆していますが、具体的な詳細は明らかにしていません。

衛星経由の緊急SOS機能について

衛星経由のロードサービスは、衛星経由の緊急SOS機能を拡張したものです。Appleは最近、iPhone14シリーズのユーザーに対し、衛星経由の緊急SOS機能の無料提供期間を1年間延長すると発表しました。
 
緊急SOS機能は現在、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、スペイン、スイス、英国、米国で利用できます。
 
なお、この機能が日本でいつ利用できるようになるのかは不明です。
 
 
Source:Apple via MacRumors, 9to5Mac
Photo:Apple
(m7000)

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