Apple製品のプロトタイプコレクターである、イタリア在住のジュリオ・ゾンペッティ氏が、市販される1年以上前に制作された初代Apple Watchのプロトタイプを入手、その画像を米メディア9to5Macが公開しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. プロトタイプコレクターが初代Apple Watchのプロトタイプを入手した。
2. プロトタイプは2013年12月に作られたもの。
3. 付属の充電器は市販されたものと異なる。
Apple Watchのプロトタイプは発売1年以上前から作られていた
ゾンペッティ氏は2020年4月、そして2021年2月にもApple Watchのプロトタイプを入手し、SNSに画像を投稿しています。
今回同氏が入手したApple Watchのプロトタイプは、2013年12月に製造されたモデルとのことです。
以前にゾンペッティ氏が入手したApple Watchのプロトタイプは2014年初期に制作されたものなので、今回のモデルはさらに古いものだとなります。
初代Apple Watchが発売されたのは2015年4月なので、1年以上前に試作品が制作されていたとことを意味します。
センサーは横並びの配置
ゾンペッティ氏によると、今回のプロトタイプはiPod touch用のiOS8をベースとしたSwitchBoardで動作するとのことです。SwitchBoardとは、Appleがハードウェアの動作確認に用いるテスト版OSです。
背面には3個のセンサーが一直線に並んでおり、実際の市販品とは異なります。このセンサーの配置は2021年にゾンペッティ氏が入手したプロトタイプと同じです。
充電器の仕様が異なる
今回のプロトタイプには、市販された初代Apple Watchとは異なる充電器が付属していたそうです。見た目はよく似ていますが、ゾンペッティ氏によると市販されているApple Watchを充電することはできなかったそうです。
またDigital Crownの形状も、市販品とは若干異なっているそうです。
ゾンペッティ氏が発見したApple Watchプロトタイプの画像は、Sourceの9to5Macのページで見ることができます。
Source:9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-560258/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania