Microsoftは、生成系AIやGPTを統合するWindows 12を2024年6月にリリースすべく準備を進めていると、工商時報が報じました。
工商時報の報道は、Quantaの創業者であるバリー・ラム氏と、Acerの最高経営責任者(CEO)であるジェイソン・チェン氏のコメントから推察したものです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Microsoftが、2024年6月にるWindows 12をリリースする見込み。
2. Windows 12の特長は、AIのサポート強化。
3. Snapdragon X Eliteなど、Armアーキテクチャをサポートするプロセッサが複数登場する。
PCベンダー関係者が、Windows 12のリリース時期を示唆
ラム氏とチェン氏のいずれも、次世代WindowsではPCのAI対応が求められることを示唆しています。
次世代WindowsであるWindows 12は2024年6月にリリースされる可能性が濃厚で、プロセッサベンダー各社はそれに向け、AI処理性能に優れたプロセッサーおよびシステム・オン・チップ(SoC)を提供開始すると考えられます。
例えばQualcommは、発表済みのSnapdragon X Eliteを2024年半ばに発売するとみられており、Windows 12のリリース時期に重なります。
Qualcomm以外に、AMDやNVIDIA、Windowsの開発元であるMicrosoft自身もARMアーキテクチャに対応するプロセッサを開発中とみられており、Windows 12搭載PCではx86命令セットに加えARM命令セットへの対応が広く普及すると、TechPowerUpが予想しています。
今後、Windows PCとAppleシリコン搭載Macとの性能競争が激化することになりそうです。
Source:工商時報 via TechPowerUp
Photo:Tech Journey
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-561442/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania