iPhone15 Pro Maxにはテトラプリズムレンズを用いた光学5倍望遠カメラが搭載、iPhone16シリーズではiPhone16 Pro MaxとiPhone16 Proにも同ズームカメラが搭載されると考えられています。
Appleは将来的に、iPhoneに光学10倍望遠カメラを搭載すべく開発を進めているらしいことが、海外の情報から明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは将来的に、iPhoneに光学10倍望遠カメラを搭載するべく開発開始。
2. 光学10倍望遠カメラの倍率は可変なのか、固定なのかは現時点で不明。
3. iPhone16 Ultraには4番目のカメラが搭載されるとの噂があるが、10倍望遠カメラを追加する可能性があるのか。
予想通り、中国サプライヤーが新型望遠カメラ受注で影響力拡大?
光学10倍望遠カメラモジュールの開発を受注したのは、筆者が昨日、影響力の拡大を予想した中国Luxshare Precisionの子会社であるLuxshare ICTです。
報道によれば、テトラプリズムレンズを用いた光学5倍望遠カメラモジュールを製造中のLG InnotekとAppleとの間で意見の相違があり、信頼関係が失われたとのことです(ただし、LG Innotekは否定)。
iPhone16シリーズのデザイン作業は最終段階にあり、年明けにも試作が始まるようですので、光学10倍望遠カメラが搭載されるとすればiPhone17 Proシリーズかもしれません。
可変望遠倍率になるのか、それとも固定倍率か
サプライヤーがどこになるかは我々ユーザーにとってそれほど大きな問題ではないとして、気になるのは光学10倍望遠カメラのレンズが、可変ズームカメラになるのか固定倍率になるのかです。
可変ズームカメラになれば、ユーザー自身が倍率を自由に選べることから使い勝手が良いと期待されますが、10倍固定倍率の場合、3倍や5倍望遠をどのように選択可能にするのか、イメージセンサーの画素数を増やしてクロップすることで仮想倍率とするのかソフトウェアで処理するのかが気になります。
もしくは、iPhone16 Ultraが搭載するとの噂がある4番目のカメラとして、3倍や5倍固定望遠倍率カメラが搭載されることはあるでしょうか。
カメラの搭載個数を増やすとコストが大幅に増加、バッテリー搭載スペースが減少すると考えられますので、光学10倍に対応する可変ズームカメラになることを期待します。
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-564512/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania