令和的ビジネスシューズは「トリプルブラック」の革スニーカー【最新テレワークギア＆仕事の靴／鞄／文具】

＆GP

12か月前

【最新テレワークギア＆仕事の靴／鞄／文具】

「トリプルブラック」とは、靴を構成するアッパー・ソール・シューレースの3要素が全てブラックであることを指すシューズ用語。いわゆるオールブラックと同義で、黒一色のレザースニーカーは革靴とほぼ変わらない使い方ができる！

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近年ますますカジュアル傾向にあるビジネスコーデ。そんなオフィスカジュアルの足元には、革スニーカーが最適だとスタイリストの牧田さん。

「レザーアッパーにスニーカーソールを組み合わせた革スニーカーは、歩きやすいだけでなく、きれいめカジュアルとの相性が良い。その中でも、仕事で履くなら、“トリプルブラック”が断然おすすめです」

トリプルブラックの革スニーカーは、ほぼ革靴と言っていいほど上品なルックスのため、セットアップやジャケパンに違和感なく合わせられる。

また、革靴に近いドレスシューズスタイルから、よりカジュアルなコートシューズまやランニングシューズタイプまで選択肢も豊富。幅広いデザインから選べるので、ぜひ自分の仕事服に合った一足を取り入れたい。

スタイリスト／牧田悟志さん
メンズファッション誌を中心に活躍するスタイリスト。リアルクロージングを意識したスタイリングを得意とする。服飾雑貨にも精通しており、カバンのトレンドにも詳しい

■オールソール交換が可能で革靴のように長く履ける

スラックフットウェア
「クレイブジェイピー」（2万6400円）

ワークテイストを取り入れることでビジネスとカジュアルどちらのシーンでも違和感なく履けるデザインに仕上がっています（牧田さん）

モカシンのようなUチップが特徴。ステアハイドのアッパーには、傘の表面やレインウエアと同等の撥水加工が施されている。靴紐には着脱が容易なスラックレースを採用。また、スニーカーとしては珍しい靴底のオールソール交換が可能。

トス
「バース」（2万5300円）

クセのないシンプルなデザインで、さまざまな着こなしに対応する1足です。ソフトな履き心地も見逃せません（牧田さん）

外羽根のプレーントゥタイプのレザーアッパーに、ビブラムカップソールを採用したスニーカー。インソールは低反発と高反発素材を組み合わせており、見た目と履き心地の良さを両立している。ソール交換も可能。

テクシーリュクス
「マルチスタイルスニーカー TU-7038」（9900円）

コートシューズをベースにしたフォルムで幅広いコーデに対応。すっきりとしたデザインが上品な印象を与えます（牧田さん）

ソフトでしなやかな牛革アッパーと、クッション性と屈曲性に優れたソールを組み合わせたスニーカー。かかとに厚みをもたせた3D立体成型中敷を採用。足裏の接地面積を広げて足圧を分散させ、心地良いフィット感を実現

三陽山長
「進一プレーンスニーカー」（3万6300円）

革靴のようなフォルムとシンプルなデザインが魅力。オン・オフ問わず、大人のスタイリングに合わせやすい1足です（牧田さん）

革靴用ラストをドレススニーカー用に改良し、上品なスタイルを実現したスエードモデル。スリットの入ったアウトソールは軽量で高い屈曲性があり、柔らかい履き心地を楽しめる。インソールと履き口もソフト。

ジャランスリウァヤ
「Intelligence Shoes 210306」（3万7400円）

アッパーは上質なフレンチカーフ。レザーのドレスシューズと同様にケアすることでエイジングも楽しめます（牧田さん）

ウェルトを用いてハンドメイド技術を駆使した本格的な作りが魅力。ソールにはエクストラライトソールを採用しており、革靴の端正でドレッシーな雰囲気と、スニーカーの軽量でクッションの効いた快適な履き心地を併せ持つ。

コンバーススケートボーディング
「CS ローファー SK SU」（1万5400円）

クラシックなデザインに、アクティブスケーティングをサポートする機能を搭載。普段使いにも大活躍します（牧田さん）

エレガントなローファーデザインでありながら、スケートに対応するスペックを備えたスニーカー。毛足の短いスエードをアッパーに採用し、オールブラックで統一することでシックな印象に。履き心地はもちろん抜群！

オン
「ザ・ロジャーアドバンテージ」（1万6280円）

ランニングスペックを備えたシューズも、オールブラックなら上品な印象に。きれいめコーデにも合わせられます（牧田さん）

元プロテニスプレーヤー、ロジャー・フェデラーと共同開発したスニーカー。アッパーには滑らかでマットなヴィーガンレザーを使用。ランニングシューズにも用いられるソールユニットを搭載しており、長時間履いても疲れにくい。

ブルーオーバー
「マルコ」（3万3000円）

やや細めのラストを採用した紳士靴のようなシルエットが特徴。シーンを問わず着用でき、上品な足元を演出します（牧田さん）

シャープなシルエットがフォーマルな印象を与える1足。マッケイ製法と独自設計のソールユニットにより軽快な履き心地を実現。アッパーには老舗タンナーと協業開発した、革本来の表情を損なうことなく半永久的に続く防水レザーを採用している。

※2023年11月6日発売「GoodsPress」12月号60-61ページの記事をもとに構成しています

＜取材・文／津田昌宏　スタイリング／牧田悟志＞