ガスも電気もない時代に魚を串に刺し、焚き火の周りに立ててじっくりと串焼きにする、日本古来から伝わる伝統的な調理法「原始焼き」。魚は口を下に炭火で焼くことで、余分ない水分が飛んで魚の旨味が凝縮。魚自身の脂で表面はパリッと香ばしく、中はふんわりとジューシーに焼き上がり、究極の焼き魚と呼ばれています。
そんな炭火が持つ遠赤外線の力で酒の肴を美味しくじっくり焼き上げ、さらに熱燗まで楽しめる酒好きにはたまらない卓上囲炉裏「呑休(DON-KYU)」(3万1600円~ 12月14日現在)が、独創的なアウトドアツールを開発・提供する合同会社Fielder‘s(フィールダーズ)から登場。ShowBoatにて先行販売を開始しました。
アウトドアで本格的な炭火料理とお酒を楽しめる、持ち運びが可能な組み立て式の卓上囲炉裏です。
炉端焼きのひとつである原始焼きや網焼き、鍋料理などを卓上で調理できる囲炉裏「呑休」。
ソロキャンでも、みんなで楽しむアウトドアでも、炭火を囲んで美味い肴と酒を、ゆったり楽しめます。
最大の特徴は円形テーブルの真ん中にある、上方に突き出すように設置された炭タワー。炭タワーに積み上げられた炭の周りで食材を焼くことで、遠赤外線の力のみで調理することが可能。
昔から語り伝えられている遠火の強火ができる構造で、魚をはじめとする食材を美味しく焼き上げます。
炭タワーの周囲のプレートには魚など刺して焼くための太い竹串用の穴と、焼き鳥など刺して焼く細い串用の穴が空いており、炭タワーの周りに串を立てて食材を焼くことができます。
食材を調理する際、穴にそのまま挿すと串が傾いてしまうため、それぞれの穴には串用のアタッチメントが付属されています。
串焼き以外の調理も可能で、付属されている五徳を使用すればお湯を沸かしたり、鍋料理を楽しむことも。
また、焼き網も付属されているので、五徳に焼き網をのせれば焼き網を使った料理も楽しめます。
旨い肴にはやっぱりお酒が欲しくなってくるところですが、「呑休」はお酒の熱燗も得意なジャンル。コッヘルなどに五徳に乗せてお湯を沸かし、徳利に酒を注いで好みの温度で仕上げることが可能。
同時にたっぷり熱燗を作りたい人は4号飯盒がオススメで、飯盒の曲線が「呑休」の曲線にジャストフィットします。
徳利は割れそうで持ち歩きはちょっと…という人には、アルミ製のチロリが便利。割れない、軽い、安いの三拍子で、そのままお猪口に注いだり、コップとして使用することも。炭火でじっくり焼いた岩魚に、燗にした日本酒を注いで作る骨酒は絶品です。
使用する炭は安定した高火力が続き、好きなサイズに割って使用することができる国産のオガ炭がうってつけ。
着火のハードルが少々高いものの、付属されている専用の火起こし筒が、そんなオガ炭のウィークポイントをカバーしてくれます。
組み立ては工具を一切必要としない、それぞれのパーツを積み上げていくだけの超カンタン組み立て。炭タワーや火起こし筒は円筒のままですが、それ以外のパーツはスペースを取らないように工夫されているので持ち運びも楽チン。
アウトドアで本格的な炉端焼きを楽しめる卓上囲炉裏「呑休」。旨い肴とお酒があるだけで気分は上々。
火を使うアウトドアグリルでは珍しい、外枠フレームにあえて木を採用した優しいデザインも心を癒やしてくれそうです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/574413/
- Source:&GP
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