YouTubeチャンネルAppleTrackを運営するサム・コール氏が、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの中国製の偽物を購入し、実際に試したハンズオン動画を投稿しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. YouTuberがのVision Proの偽物を購入し、ハンズオン動画を投稿した。
2. 本物のVision Proのような手のジェスチャーによる操作は不可能とのこと。
3. 少し装着しただけで顔が赤くなってしまうほど装着感は良くないようだ。
お値段は72,000円
コール氏が購入したVision Proの偽物のお値段は500ドル(約72,000円)と、そこまで安いわけではなく、一応カメラやセンサーが埋め込まれたヘッドセットとして仕上っています。
驚くことに実際にvisionOSが動作するとのことで、画質は少し悪そうですが、インターフェースのおおよその感覚を掴むことができたようです。
ただし、本物のVision Proのように手のジェスチャーによる操作は不可能のようで、ケーブルで接続するコントローラーが付属しています。コール氏もこれにはさすがに苦笑といった感じです。
装着していると顔が赤くなる?
コール氏が偽物のVision Proでしばらく様々なアクションを試みた後ヘッドセットを外すと、装着感の悪さのせいで顔が赤くなってしまっています。
しかしながら、仮想現実(VR)だけでなく拡張現実(AR)にもしっかり対応している点は評価に値するとのことです。
本物のVision Proは50万円
Appleは来年始め、米国でVision Proの発売を計画していますが、その販売価格は3,499ドル(約50万円)と、簡単には手が届かない設定となっています。
偽物のVision Proの機能性は正直言ってかなり眉唾ものですが、デバイスの発売前にその装着感を少しでも体験できるのは評価すべきではないでしょうか。
Photo:AppleTrack/YouTube
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-570301/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania