【Apple Watch Hacks_13】
Apple Watchユーザーにとって、iPhoneとの連携機能はお馴染みの存在ですが、実は設定次第でMacとも連携できることをご存知でしたでしょうか? 本稿では、Apple WatchとMacの連携機能として覚えておきたい2つの設定・操作をご紹介しましょう。
1.「リモコン」アプリで、音楽や動画をコントロール
すでにApple Watchを使っている人ならば、iPhoneで再生している楽曲等のコントロールを、Apple Watchから手軽に行えることは、おそらくご存知のはずです。同様に「Macで再生中の楽曲コントロールはできないのだろうか?」と思ったこともあるのでは。
実は、Apple WatchでMacで再生中の楽曲コントロールを行うことは、部分的に可能です。Apple Watchの「リモコン(Remote)」アプリを使うことで、Macの「ミュージック」アプリで再生中の楽曲などを、手元のApple Watchからコントロールできるようになります。
必要な設定手順例としては、まずApple Watchで「リモコン」アプリを開き、画面の左上のある「+」ボタンをタップしましょう。これでウォッチ画面に4桁の番号が表示されます。
続いて、Macで「ミュージック」アプリを起動します。ウィンドウの左側にある「サイドバー」に、「〜のApple Watch」のようにApple Watchのデバイス名が表示されるので、これをクリックします。4桁の番号を入力する画面が表示されるので、先ほどウォッチに表示された番号を入力しましょう。接続の許可を求める画面が表示されるので、「許可」をクリックすると、接続が完了します。
この設定を済ませておけば、Macの「ミュージック」アプリで楽曲を再生しているとき、Apple Watchの「リモート」アプリからの操作でボリュームの変更などを行えるようになります。iPhoneのそれと比べると利用頻度は低いかもしれませんが、ぜひチェックしておきましょう。
2. Apple WatchでMacのロックをサクッと解除!
また、ある設定を有効にしておくと、特定条件下においてではありますが、Apple Watchを装着している状態でMacを開くだけで、パスワードの入力やTouch ID(指紋認証)によるロック解除などをせずとも、自動でロックが解除されるようになります。Touch IDのない環境では、とても便利です。
設定はとても簡単です。macOS Ventura以降を搭載したMacの場合には、「システム設定」の画面から「Touch IDとパスコード」(もしOSが旧バージョンの場合は「セキュリティとプライバシー」)の欄をクリックし、「Apple Watch」のスイッチを有効にしましょう。あとはMacで設定しているパスワードを入力し、設定の変更について認証を行います。
あとは、Apple Watchを装着し、そのロックを解除した状態で、Macを開きます。Macの画面には「Apple Watchでロックを解除中…」と表示され、Macのロックが自動で解除されます。
* * *
ちなみに、これらのほかにも、Safariで買い物をしたときに、Apple Payの承認をApple Watchのサイドボタンで行えるという機能が備わっていたりもします。
ただ、筆者の体感としては、同機能を使用できるWebサイトが限定的であったり、Apple Pay対応のWebサイトであっても同機能が動作するとは限らなかったりする気がしているので、今回は紹介に留めておきます。もし興味があったら、機能の詳細を調べてみてください。
<文/井上 晃>
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- Original:https://www.goodspress.jp/howto/575966/
- Source:&GP
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