Appleで製品デザイン担当副社長を務めるタン・タン氏が来年2月にAppleを退社すると報じられましたが、同氏の転職先はApple元最高デザイン責任者のジョナサン・アイブ氏が起ち上げたデザイン会社LoveFromであることが明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleの主要デザイナーの転職先がジョナサン・アイブ氏が起ち上げたLoveFromであることが判明。
2. 同人物は次世代AIハードウェアの開発に従事するという。
3. Appleの元デザイナーが今年、次世代デバイスの発売にこぎつけている。
新型AIデバイスの開発に従事へ
ChatGPTの開発でその名が知れ渡るようになったOpenAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が、LoveFromのアイブ氏と会合を行ったと9月末に伝えられましたが、このとき話し合われたのは次世代人工知能(AI)ハードウェアについてだったとされています。
Appleで主要デザイナーとして活躍していたタン氏の退社報道が砂金あったばかりですが、なんと同氏はLoveFromでこのAIハードウェアの開発に従事する見通しであることが判明しました。
LoveFromのAIハードウェアにはOpenAIの技術が搭載されるとみられており、注目が集まっています。
Apple元デザイナーがAIデバイスを発売
iPhoneのユーザーインターフェースとインタラクションデザインを始めとする、数々のApple製品のデザインを手掛けたイムラン・シャウドリ氏が立ち上げたHumaneという会社が、次世代デバイス「Ai Pin」の発売にこぎつけています。
Ai Pinは文字通り“ピンバッジ”型のデバイスで、なるべく画面を使用しない音声ベースのインタラクションが念頭に置かれています。
LoveFromのアイブ氏がどのようなデバイスを開発しているかは今のところ不明ですが、今後Appleデバイスの競合相手となるのか期待感が高まります。
Photo:LoveFrom
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-570916/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania