バイクのツーリングで音楽や音声ナビを聴いたり、ほかのバイク仲間と通話したりできる“バイク用インカム”。ツーリング時間をさらに充実させてくれるアイテムとして注目されている。
そこで今回は、バイク用インカムと、インカム機能のあるバイク用ドラレコを紹介していく。
最大6人同時通話に対応!薄型スピーカー搭載インカム
1つ目に紹介するのは、今冬に香港のYINO Electronic Commerce Co., Limitedが発表したJESIMAIKの新モデル「R16」。最大6人同時通話に対応した、薄型スピーカー搭載のバイク用インカムだ。R16はグループインターコム通話をしやすいように設計されており、最大通信距離1500m範囲内に入れば自動的にペアリングされる。
2つのBluetoothチップを搭載することで、スマートフォンと音声通信を両立。お気に入りの音楽を聴きながらインカムで会話したり、ナビの道案内を聴きながら会話したりできる。
同製品は、優れたDSP(発信側)オーディオアレゴリズムとCVC(受信側)ノイズリダクション技術を搭載。走行中に気になる周囲の騒音を大幅に低減させるだけではなく、クリアな音声を取り込み、通話双方に高音質な音声を届ける。
800mAh大容量のリチウムオン電池で、最短2.5時間でフル充電が完了。長時間の走行でもインカムのバッテリーが切れる心配は不要だ。
なお最大待機時間は約350時間、連続インターコム通話時間は約15時間、音楽連続再生時間は最大60時間。長時間のツーリングで活躍してくれそうだ。
自動で電源ON/OFFできるバイク用ドラレコ
同製品は、台湾で特許を取得した独自技術「スマートセンサー」を搭載。専用の取り付けブラケットに本体を装着すると自動的に電源をONにして、録画ボタンの押し忘れによる撮り逃しを防ぐ。
ヘルメットを置いた状態で3分経過すると自動で電源がOFFになり、持ち上げると再び自動で電源が入り録画を開始する。休憩でバイクを乗り降りする際、電源のON/OFFを切り替える必要はない。
またMF-BDVR002は、フロントカメラ・リアカメラにSONY STARVIS IMX335センサーを採用。2K高画質録画に対応し、日中はもちろん光量の少ない夜間でも色鮮やかな映像を撮影する。
付属のマイクとイヤホンを使用して、スマートフォンをBluetoothで接続すればハンズフリー通話や音楽を楽しめる。通話中に音声ナビを同時に受信することも可能だ。
撮影以外にもさまざまな機能を搭載したMF-BDVR002は、ツーリングを快適にしてくれるアイテムとして重宝しそうだ。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/224634
- Source:Techable(テッカブル) -海外テックニュースメディア
- Author:Haruka Isobe