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網の上でチャーハン作れるの!? 焚き火と「メッシュパン」でキャンプ飯のレパートリーを増やそう

炭火の熱を食材にダイレクトに与える直火調理はアウトドアの醍醐味。余計な脂も落とせるし、煙で燻された香ばしい風味もたまりません。ただ当たり前のことながら、刻んだ野菜や崩れやすい食材など、網の目よりも細かなモノを直接火にかざすことはできません。鉄板やスキレットを使えば調理はできるけど、食感はやはり直火調理とは違います。

あらゆる食材を直火調理で味わいたい…。そんな無理難題を解決してくれるのが、乗富鉄工所から発売の新製品「メッシュパン」(1万6500円・1万3750円)。焼き面全面にステンレスメッシュを採用した直火調理器、一見キワモノっぽく(失礼!)見えて、なかなかどうして、アウトドアでのポテンシャルは想像以上に高そうですよ。

この「メッシュパン」は、福岡県柳川市の本社を拠点に、水門の製造業に営む金属メーカー・乗富鉄工所がオリジナルブランドとして展開するノリノリプロジェクトの最新作。

火加減調整が難しい直火調理で、火の様子と食材の焼き加減とを同時に確認しながらおいしく焼き上げるための調理器具です。


スクエア型フレームにハンドルがついたスタイルは、一見すると昔ながらの魚焼き網にも似ていますが、網部分には目の細かいステンレスメッシュが張られているため、焼きそばや炒飯など細かな食材を使ったメニューも調理可能。

スキレットや鉄板とはひと味違った、直火ならではの風味と食感が楽しめます。

また空気を通すメッシュステンレスは、直火調理以外にもさまざまな可能性を秘めています。例えば、スモークチップをメスティンなどに入れて「メッシュパン」を載せ、好みの食材をのせて直火にかざせば燻製調理も可能だし、カツオなど魚の半身を載せて火にかけ、火床に藁を投入して燻せば香ばしいタタキ料理の出来上がり。

また、クッカーやボウルなどを上手に組み合わせれば、直火を使った蒸し料理も楽しめるかも。アイデア次第でさまざまな調理方法が試せそうです。

メッシュ部分の素材には同社が本来の業務において製造している水門(!)にも使われているという、高品質なSUS 304ステンレスを採用。使用後はフレームからメッシュを取り外して、中性洗剤を使ってタワシや金属で洗い落とすだけ。

メッシュが破れたり変形した場合もこの部分だけを交換できるので、長く愛用できそうなのも嬉しいポイントです。

サイズと重量は、「メッシュパン(大)」(1万6500円)が幅32×長さ48×厚さ2.4cm・0.38kgで、「メッシュパン(小)」(1万3750円)が幅21×長さ38×厚さ2.4cm・0.26kg。抜群の薄さと軽さはソロキャンプにも良さそうです。

>> 乗富鉄工所

<文/&GP>

 

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