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Vision Pro、Apple Storeアプリが顔をスキャンし最適サイズを決定?

vision pro
 
Apple Vision Proに付属するヘッドバンドと目の周りを覆うライトシール(遮光パッド)には、いくつかのサイズがありますが、同デバイスを意図したとおりに動作させるには、ユーザーにとって適切なサイズのヘッドバンドとライトシールを選択する必要があります。
 
MacRumorsの寄稿者であるアーロン・ペリス氏が発見したコードによると、Apple Storeアプリはフェイススキャンを利用して、顧客が注文時に選択すべき付属品のサイズに関する情報を提供するということです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple Storeアプリ、顔をスキャンしVision Proのヘッドバンドサイズを判定。
2.Vision Proに刻印を入れられる可能性もあるが、刻印可能な場所は不明。
3.最適なサイズを選択しないと、Vision Proを最大限に体験できない可能性。

顔をスキャンして自分に合うサイズを選択

ペリス氏が発見したApple Storeアプリのコードには、「Apple Vision Proのサイズを決定するには、顔をスキャンしてください」と記載されています。Appleは既にVision Proをテストする開発者が適切なサイズを見つけられるよう、Measure and Fitというアプリを使用しているため、同様の機能が組み込まれると思われます。
 
スキャンを使えば顧客はApple Store店頭に行かなくとも、自分に合ったサイズを選べるため、フェイススキャンはVision Proをオンラインで購入する際のプロセスの一部になる可能性が高いです。
 
Vision Proには、ソロニットバンドとデュアルループバンドの両方が付属し、後者には後頭部だけでなく頭部でも支えるストラップが付いており、重さをより均等に分散させることができます。また、ライトシールとライトシールクッション2個も付属します。度ありのZEISSレンズが必要な顧客は、ヘルスケアアプリから処方箋をインポート、もしくはアップロードすることが可能です。
 
なお、発見されたコードによると、Vision Proに刻印を入れられる可能性があるということですが、どこに刻印できるかは不明です。

サイズが合わないとVision Proを最大限に体験できない?

Vision Proは顔にぴったりとフィットさせる必要があり、サイズ感が違う大人と子供など複数人で共有する場合、サイズが合わないとVision Proを最大限に体験できない可能性があります。もちろん、ヘッドバンドなどは別途購入できるようになるとは思いますが、本体の価格も3,499ドル(約50万円)と高価であるため、さらに費用がかさむことになるでしょう。
 
ちなみに、既にアクセサリーブランドCasetifyが、ヘッドバンドを含む同デバイス向けのアクセサリーラインナップのプレビューを公開しています。
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者がXで共有した画像によると、ヘッドバンドのサイズは「Small」と表示されているため、少なくともS・M・Lの3サイズは用意されるのではないかと個人的には予想しています。
 
また、ライトシールのサイズにおいては、「23W、23N」と表記されているため、Wは幅、Nはノーズブリッジのサイズを指しているのではないかと考えられているようです。ノーズブリッジは、眼鏡でいうと左右のレンズをつなぐ鼻にかかる部分を指します。
 
Vision Proは米国で2月2日(金)に発売となり、1月19日午前5時(PST/米国太平洋標準時)から予約注文が開始される予定です。なお、同デバイスの出荷には遅れが生じる可能性が高いとも報じられています。
 
 
(m7000)

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