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料理が楽しくなるアイデア満載の「ホットプレート」&「グリル」【GoodsPress Award 2023】

【GoodsPress Award 2023】

調理家電の中ではホットプレートの進化が特に顕著。本格的な焼き料理を食卓で手軽に楽しめるものばかり。中でもアイリスオーヤマ製は秀逸だ。IHヒーターやトースターも含め、各ジャンルの優秀な商品を厳選した。

*  *  *

調理家電はコロナ禍に“ステイホーム”の傾向が強まったことで、ここ数年の全体的な売り上げは好調だった。その反動で、コロナ禍が沈静化に向かった2023年は“不作”になるかと思われた。しかし蓋を開けてみたら、個性的なモデルが数多く登場。

例えば使い勝手の良さで高い評価を得ているアイリスオーヤマの「薄型ホットプレート IHU-A10」は、使っていない時にスタンドとプレートを分離して収納できる省スペース設計になっている。プレートはヒーターと一体型なので火力も高く、実際に調理してみると食材が素早く焼けた。

また、カレーパンが美味しく加熱できると評判なのが、ツインバードの「匠ブランジェトースター TS-D486B」。パンの匠と共同開発し、より美味しくパンが焼けるプログラムを搭載。新たな高級トースターとして注目を集めている。

そして2023年は有名店に行列ができるなど“おむすび”が話題に。タカラトミーアーツからは「究極のおにぎり」が登場し、遠心力で握ったふわふわの食感は絶品。ぜひご賞味あれ。

家電ライター/コヤマタカヒロさん
掃除機や洗濯機などの生活家電について詳しく、キッチン家電もこよなく愛する実践派のデジタル家電ライター。ノートPCをはじめとするデジタルガジェットの造詣も深い

 

<ホットプレート賞>

■プレートとヒーターが一体型なので、焼くのも後片付けもカンタン!

アイリスオーヤマ
「薄型ホットプレート IHU-A10」(直販価格:1万3800円)

ヒーターとプレートを一体型とし、加熱ロスが生じにくくしてあります。油煙が出にくい温度で加熱する“減煙モード”は、焼肉などの時に便利。使っていない時に収納しやすいのもポイントです(コヤマさん)

使用する際は、折りたためるX型の脚部を、ヒーター一体型プレートの下にセットするだけ。温度は約80度から230度まで、無段階で調節でき、温度を一定に保ちやすいのもポイントだ。なお、プレートの最も薄い部分は10㎜で、フッ素樹脂コーティング加工を採用している。

 

<IHクッキングヒーター賞>

■内部に備わるカメラで、グリルの食材が丸見え!

日立グローバルライフソリューションズ
「IHクッキングヒーター 火加減マイスター N2500Tシリーズ」(75cm幅:33 万9790円、60cm幅:32万6700円)

グリル内にカメラを搭載し、天面のカラータッチ液晶で食材の焼き加減をチェックできます。ほかの調理をしながらでもグリル調理中の様子を画面で確認でき、自分好みのタイミングで取り出せるのが便利!(コヤマさん)

肉・魚と野菜のグリル調理をオートで行う“おまかせワンプレ調理”を搭載。食材の分量に合わせて火力と加熱時間を自動的に調整してくれる、手間なしの新機能だ。献立の決定や調理の設定がスマホで簡単に行える「日立 IH クッキングヒーターアプリ」にも対応。料理が苦手な人でも安心だ。

 

<トースター賞>

■パンの匠と共同開発したカレーパンの味わいが美味!

ツインバード
「匠ブランジェトースター TS-D486B」(2万5800円)

遠赤外線カーボンヒーターと近赤外線ハロゲンヒーターを合わせた独自の調理プログラムで、パンの表面を焦がさずに、中までしっかり温めます。中でも“カレーパンモード”で温めたカレーパンは絶品!(コヤマさん)

同社の本格家電シリーズ「匠プレミアム」の第3弾となる製品。パンづくりの世界的な大会「iba cup 2015」で日本人初の総合優勝を果たした匠・浅井一浩氏が監修しており、自宅でも焼きたてのようなパンを楽しめる。好みのパンモードに設定する際は、左側に備わるダイヤルを回すだけと簡単だ。

 

<新ジャンル賞>

■ふわふわ食感に仕上がる!使いやすい“おにぎり”メーカー

タカラトミーアーツ
「究極のおにぎり」(4378円)

手で握るのとは全く異なる食感の“ごちそうおにぎり”が作れます。ケースに入れて30秒回した後、海苔の上に乗せて優しく巻けば“おにぎり”が完成。ふわふわの食感を、ぜひ味わってほしいです(コヤマさん)

その名のとおり、炊き立てのごはんを使って、ふわふわ食感の“おにぎり”を作れるアイテム。使い方は付属の「おにぎりケース」に熱々のご飯を入れた後、本体側の「おにぎりスタンド」にセットして回すだけ。アツアツのごはんを手で直接触れることがなく、子どもでも安心して“おにぎり”を作れる。

※2023年12月6日発売「GoodsPress」1・2月合併号47ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【GoodsPress Award 2023】

<取材・文/コヤマタカヒロ、ナゴヤリュータ>

 

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