Appleが米国で2月2日(金)に発売予定のVision Proですが、デフォルトのバーチャルキーボードの使用感が良くない、とAppleの動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏がコメントしています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが米国で2月2日に発売予定のVision Pro。
2. デフォルトのバーチャルキーボードの使用感が良くないという。
3. 「Bluetoothキーボードを使いたくなる」だろうとのこと。
Bluetoothキーボードを使ったほうがいい?
Appleが昨年の世界開発者会議(WWDC23)でVision Proを発表したとき、空間の中に漂うバーチャルキーボードでタイピングを行うデモがありましたが、visionOS 1.0でのタイピング体験は「まったくダメ」と、ガーマン氏は述べています。
「最初にタイピングを行ったときと同じように、キーを一本ずつ指でつつかなければならない。魔法のような空中タイピングではない」
The Vision Pro virtual keyboard is a complete write-off at least in 1.0. You have to poke each key one finger at a time like you did before you learned how to type. There is no magical in-air typing. You can also look at a character and pinch. You’ll want a Bluetooth keyboard.
— Mark Gurman (@markgurman) January 12, 2024
興味深いのは、「Bluetoothキーボードを使いたくなる」と同氏が述べている点です。
Vision Proにはコントローラーなどは付属しておらず、視点と指によるジェスチャーで魔法のようにすべての動作を行えるというのが売り文句でした。
ですが、もし多くの外部アクセサリーを必要とするとなると、夢の未来のデバイス感がかなり薄れてしまうと言わざるを得ません。
Appleが今後ソフトウェアアップデートでVision Proのタイピング体験を向上させることを願うばかりですが、幸運にもVision ProでワイヤレスでMacアクセサリーは接続可能とのことなので、Magic KeyboardやMagic Trackpadなどは問題なく使用できるようです。
Photo:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-572847/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania