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iPhone16に搭載予定のキャプチャボタン、スワイプでズームイン/アウトが可能に?

iPhone16 Pro
 
iPhone16シリーズには、キャプチャボタン」と呼ばれる静電容量式ボタンが追加される可能性があると2023年9月に報じられました。当初、このボタンが何に使われるのか不明でしたが、同年の12月、Bloombergのマーク・ガーマン記者が動画撮影に使われるボタンだと伝えました。
 
The Informationは現地時間1月18日、iPhone16シリーズに搭載されるキャプチャボタンに関する新たな情報について報じています。同メディアによると、キャプチャボタンは当初伝えられていた静電容量式ではなく機械式ですが、タッチと圧力の両方に反応するということです。
 
ユーザーは、ボタンを左右にスワイプすることでズームインとズームアウトを行い、軽く押すことでフォーカスを合わせ、より強く押すことで録画を開始することができます。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.iPhone16のキャプチャボタン、スワイプでズームイン/アウトが可能に。
2.キャプチャボタンの押し方でフォーカス合わせや録画開始が可能。
3.iPhoneを横向きに持った時に押しやすい場所にキャプチャボタンを設置。

キャプチャボタンは電源ボタンの下に配置

Appleは、iPhoneの右側面にキャプチャボタンを配置することを計画しているということです。キャプチャボタンは電源ボタンの下に配置され、iPhoneを横向きに持った時に指が届きやすい理想的な場所にあります。米国では現在、この位置にmmWaveアンテナが設置されていますが、キャプチャボタンが追加されることで、アンテナは左側面に移動することになります。
 
また、iPhone16シリーズを前モデルと区別するような外観上の変更は他に予定されていないということです。しかし、iPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxは、前モデルよりも若干大きくなるとも報じられています。
 
AppleはまだiPhone16のデザインを決定していないため、ボタンの機能やデザインは今後、変更される可能性があります。

横向きでの動画撮影が容易に

iPhoneでは、横向きで動画撮影した時に画面をピンチしてズームイン/アウトすることが可能ですが、指での操作が多いため動画撮影に集中できないことが多いです。キャプチャボタンが導入されれば、ビデオカメラやデジタルカメラと同じように操作でき、より動画撮影に集中できるようになるでしょう。実際にAppleには、このようなカメラの代替としてiPhoneを売り出したい意図があるようです。
 
近年、iPhoneをはじめとするスマートフォンの性能は上がってきており、高額なカメラを購入しなくても、高画質で高いクオリティの写真や動画の撮影が可能になってきました。スマートフォンには今後、高画質・高クオリティの動画や写真が撮影できることだけではなく、操作性の良さも求められるようになってくるでしょう。
 
現在、iPhone16及びiPhone16 Proシリーズに関して様々な噂や情報が飛び交っていますが、直近では、TDKが開発した新しいバッテリーが同シリーズに搭載される可能性やiPhone16 Proの1TBモデルにQLC NAND採用される可能性などが報じられています。
 
 
Photo:MacRumors
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