Appleは、Apple Vision Proの予約受付を開始した現地時間1月19日、Apple Vision Proの使い方や主要機能を紹介するガイドツアー動画を公開しました。写真、空間ビデオ、FaceTimeなどの操作方法を分かりやすく紹介しています。ほぼ同時に、製造工程をまとめたCMも公開されています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Vision Proの予約開始日に、主要機能の紹介動画が公開。
2. 写真、空間ビデオ、AppleTV、FaceTimeなどの操作を紹介。
3. 大自然などに包み込まれながら、近くにいる人を見ることもできる。
Apple Vision Proのガイドツアー動画
Apple Vision Proのガイドツアー動画は、プロダクトマネージャーが、初めてApple Vision Proを使用する人に、主な機能や操作方法を説明する構成となっています。
ナビゲーション
iPhoneのホーム画面にあたる、アプリアイコンが並ぶ状態はApple Vision Proではホームビューと呼びます。
右側上部のDigital Crownを押してホームビューに戻ります。
写真
見たい写真を選択し、アプリウィンドウの角をつまんでドラッグすると拡大できます。
つまんだ両手を左右に動かしてズームイン&ズームアウトの操作ができます。手は空中に浮かせずに、膝の上に置いても操作できます。
アプリウィンドウ下端をつまんで移動でき、天井に貼り付けるような表示も可能です。
パノラマ
iPhoneで撮影したパノラマ写真を表示すると、実物大の景色に取り囲まれる体験ができます。
空間ビデオ
iPhone15 Proで撮影した空間ビデオをApple Vision Proで再生すると、同じ被写体をさまざまな角度から眺められる、立体的な映像を再生可能です。
TVとムービー
「Apple TV」アプリを大きく拡大すると、映画館の巨大スクリーンで鑑賞しているような体験ができます。
ワークスペース
Apple Vision Proなら、ディスプレイの大きさに制約を受けず、すべての空間を作業領域として使えます。
音声は耳のすぐ近くにあるオーディオポッドから再生されます。空間オーディオ楽曲を再生すると、音楽に取り囲まれるように感じられます。
なお、AirPods Pro(第2世代)のUSB-Cモデルは、Apple Vision Proと組み合わせるとロスレスオーディオ再生が可能です。
FaceTime
FaceTimeのビデオ通話では、ウィンドウを拡大すると、相手と対面で話しているようなサイズで表示可能です。
ペルソナ
相手もApple Vision Proを装着した状態でFaceTimeビデオ通話すると、Apple Vision Proを装着していてもお互いの表情や感情が見えるよう、ペルソナが表示されます。
環境
ホームビューから「環境」を選ぶと、大自然の雄大な光景の中に身を置くことができます。
隣にいる人に視線を向けると、相手がいる部分が透けて、相手が見えます。Apple Vision Proが作り出す世界に没入していても、相手の表情が見えます。没入度/透明度は、Digital Crownを回して調整できます。
Macと組み合わせて巨大ディスプレイ
Macを近くに置いて接続するとSidecar機能が使えて、MacのディスプレイをApple Vision Proの巨大な領域で表示できます。
その他の体験
呼吸を整える「マインドフルネス」アプリをApple Vision Proで使ってリラックスできます。
「Encounter Dinosaurs」アプリでは、蝶が指先に止まる体験や、恐竜が飛び出してくる迫力を味わえます。
Apple Vision Pro用のApp Storeでは、100万本以上のApple Vision Pro対応アプリが公開されます。
ガイドツアー動画はこちら
AppleがYouTubeに公開したガイドツアーはこちらでご覧ください。再生時間は約9分53秒間です。
動画を観ていると、日本のApple StoreでApple Vision Proを試せる日が来るのが待ち遠しくなります。
Photo:Apple/YouTube
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-573200/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania