先日、コロナ禍以降で初となる海外旅行(台湾)に行ってきまして。海外旅行といえば、昔はデカいザックだったんですが、いつの頃からかスーツケースを持っていくように。いやはや大人になったもんです。
思い起こせば、最初に手にしたのは有名ブランドのアルミ製スーツケースでした。60Lぐらいある2輪タイプで、ボコボコになるまで使ってましたが、旅先でハンドルが片方だけ抜けてしまい…。だましだまし帰ってくるのに苦労しました。
そして次が、メイド・イン・ジャパンで有名なPROTECA(プロテカ)の「360T メタリック 70L」。これは海外出張の際に、メーカーより借りて試させてもらったんですが、軽さや斬新な内装もですが、なによりキャスターの素晴らしさに衝撃を受ました。
>> 立てたままでも荷物が出せる!360°開くスーツケースが想像以上に便利でした
スーツケースのキャスターなのにベアリング入りってやりすぎじゃない!? と思ってましたが、これが控えめに言って最高。めっちゃスムーズ。あまりに感動しすぎたのと、その後も海外取材の予定があったので、結局借りたスーツケースはお買い上げ。
そして今回の台湾。約4年ぶりとなるわけですが、実は以前より気になっているスーツケースが。それが、同じくプロテカの「フリーウォーカーGL」。気になっていた理由はやっぱりキャスター。そこで今回も、最大サイズとなる67Lモデル(8万300円)を試させてもらうことに。
使ってみると予想通り。いや予想以上。キャスターの威力に感動しきりの旅路となりました。
■気持ち良さを感じるぐらいスムーズ
この「フリーウォーカーGL」、実は幅が狭い状態で斜め引きできる(言葉で説明するのが難しい…)ことが最大のポイント。
もちろんこれもイイ。地下鉄の改札なんかもスムーズに通れるし。
都市部などの移動にはかなり助かります。常にこの状態で引くのはちょっと大変ですが、狭い場所を通る時には、自分の幅からはみ出さないので、どこかにぶつけたりといったことは避けられます。
幅狭斜め引きモードでも引きやすいように、ハンドル内側の角は丸くえぐられています。こういう細かい部分もしっかり作り込まれているのはさすが。
この珍しい斜め引き機能もたしかに気にはなっていたんですが、個人的に最も気になっていたのが“キャスター”です。メーカーのエースいわく「プロテカで最大径のキャスター」という直径約7cmの大径キャスター。今回お借りしたのは、この実力を試したかったからなんです。
これがまぁスゴかった。とにかくスムーズ。キャスターが大きいと必然的に最低地上高も高くなるわけですが、そのおかげで段差なんてまったく気にならない。なんだろう、スムーズさがえげつない。大径×ベアリングの威力、ハンパない。
しかも、体感音量を低くするという“サイレントキャスター”仕様がスムーズさに拍車をかけます。
2輪状態でも4輪状態でもスムーズ。あぁ気持ちいい。帰国日の、荷物フルフル状態(空港で測ったら約16kg)でも重さが気になりませんでした。
そして忘れてはならないのが、プロテカならではの“キャスターストッパー”。キャスターがスムーズだからこそ、電車内でブレーキをかけられるのはめっちゃ助かります。
* * *
内装は一般的な左右分割型なので、その点では高さがあるモノでも入れやすい内装の「360T」のユーティリティ性に多少軍配が上がるかなといったところでしたが、それを補って余りある大径ベアリングキャスターの素晴らしさ。
キャスターの良さって、実際に動かしてみないとわからないんですよね。気になる人はぜひ一度、ショップでお試しを。
スーツケースを購入する時って、当然ながら空荷状態で試すわけですが、実は荷物フルフルで重くなった時にどうかというのも重要なファクター。だからこそ、キャスターの出来は大事なわけです。サイズ感やデザインも選びのポイントですが、購入を考えている人は、ぜひスムーズさにも注目してみてください。いやホント感動モノでした。
>> プロテカ
<取材・文/円道秀和(&GP) 取材協力/エース>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/579521/
- Source:&GP
- Author:&GP