消しゴムで文字を決している最中に、力をつい入れすぎて突然折れてちぎれてしまうことがあります。これは消しゴムを包んでいる紙製ケース(スリーブ)の端の部分が消しゴム本体に食い込んでしまうことが原因のひとつです。
こうした折れ問題をスリーブの形状で解決した製品がサクラクレパスの「アーチ消しゴム」。発売10周年となる今年、限定バージョンとして「アーチ消しゴムM(10周年限定デザイン)」(165円)が2月下旬より発売されます。
「アーチ消しゴム」は、消しごむの不満点を解消するため、サクラクレパスが開発した消しゴムです。同社のアンケートにより、最も多い消しゴムの不満であった“折れる・裂ける・ちぎれる”を解消するため、スリーブの持ち手の端の部分をアーチ形状にしています。
これにより、文字を消す動作で消しゴムを左右にしならせる時に、従来のまっすぐなスリーブと比較して消しゴム本体にかかる圧力を分散し、食い込みを軽減。サクラクレパスによれば、同社の従来品と比較して約3倍折れにくくなっています。
ちなみに、消しゴムをスリーブから出して使用している人もいるかと思いますが、これは実は避けたほうがよい使い方です。プラスチック消しゴムを裸のままで筆箱に入れておくと、定規など他のプラスチック製の文具に貼り付いて融合してしまう性質があります。そのため、紙などのスリーブに包んでおく必要があるのです。
アーチ消しゴムのスリーブは折れにくくなる工夫だけでなく、後ろにミシン目が入っているのも大きな特徴。消しゴムの長さが短くなるにつれて、スリーブを短くする際にハサミがなくても、簡単に切ることができて便利です。
また、消しゴムのプラスチック生地に特殊発泡体(メラミンフォーム)を入れることで、消しゴム本体の基本性能が向上。従来のプラスチック消しゴムと比較して「よく消える」「.軽い力で消せる」「消しクズがまとまる」「コシがあって折れにくい」「消しゴムが汚れにくい」と5つの点が改良されています。
スリーブにグリップが付いているのも大きな特徴。グリップが付いているため持ちやすくて滑りにくくなっています。10周年を記念したロゴと金箔をあしらったデザインで、カラーバリエーションは全3種あります。
さまざまな工夫で、消しゴム本来の不満を解消したアーチ消しゴム、この機会に試しに使ってみませんか?
>> サクラクレパス「アーチ消しゴムM(10周年限定デザイン)」
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/581520/
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