サンスター文具から2022年に発売されたメタルペンシル「メタシル」は、芯が黒鉛と金属を含んだ“特殊黒鉛”の鉛筆風筆記具です。先を削る手間が不要で、手が黒く汚れないことからシリーズ累計出荷約140万本を突破したヒット商品。紙との摩擦で黒鉛と金属の粒子が生じ、紙に付着することで筆記できます。
これまで発売されたモデルはメタルボディで大人でも使えるよう開発された筆記具でしたが、このたび学生でも使いやすい「metacil school(メタシルスクール)」(330円)が登場。より使いやすく進化しています。
「メタシルスクール」の特殊黒鉛は従来品よりもさらに滑らかに濃く進化しています。これまでのモデルが2H相当の濃さだったのに対し、本製品の芯はF相当の濃さを実現(FはHBとHの間)。
また、筆記可能距離は約5kmあり、これは一般的な漢字練習帳で「正」の字を書き続けたと仮定して、約18冊分に相当します。
ボディの軸には天然素材の竹を使用。これにより大幅な軽量化を実現しており、重量は約3gで、長時間使用しても疲れにくくなっています。
メタルボディ版のメタシルは約14gのため、5分の1に近い軽量化といえます。なお、竹は世界一早く成長する植物ともいわれていて、伐採しても植え直す必要がない持続可能な資源で、二酸化炭素をよく吸収する環境にやさしい素材。竹ならではのツルツルとした手触りも心地よく、耐久性にも優れています。
もちろん、これまでのメタシル同様、筆記線は一般的な消しゴムで消せるので、鉛筆と同じ使い勝手で利用できます。
金属を含んでいるため芯の摩耗が著しく少なく、削らなくても尖った状態を長時間保つことができるため、筆記に集中しやすいのも特徴です。
先端が丸くなったら「metacil school専用替芯」(198円)を購入して交換できます。先端を回して取り外しできるため簡単に交換可能で、芯の差し込み口は竹に直接ねじ切り加工を施しているため、軸と芯の分別廃棄もラクに行えます。
カラーバリエーションは軸すべてが同一色のナチュラルのほか、バイカラーのライトグリーン、ネイビー、ライトバイオレットを合わせた全4色展開です。
長時間使用しても疲れにくく濃さも進化した、新しいメタシル。子ども用だけでなく自分用としても試しに使ってみませんか?
>> サンスター文具
<文/&GP>
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