Appleは、iOS18とiPhone16シリーズで生成系AI機能を利用可能にするための大規模言語モデル(LLM:Large Language Models)について、大手出版各社との提携を模索している模様です。
ただし、実現されるAI機能は限定的で、本格的に導入されるのはiPhone17シリーズ発売まで待つ必要があると、アナリストが指摘しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS18とiPhone16シリーズで利用可能になる見通しの生成系AI機能には、大きな期待をしないほうが良い。
2. SiriやiMessageなどで利用可能になるようだが、機能はユーザーの期待を下回ると指摘。
3. ハードウェアの進化は、iPhone17シリーズのほうが大きい可能性が高い。
iOS18とiPhone16の組み合わせによるAI機能は期待外れとの予想再び
この予想を伝えているのはHaitong International Securitiesのジェフ・プー氏で、このところの「iPhone16シリーズは大きな変更点がなく期待外れかもしれない」との予想を補完するものです。
プー氏は、iOS18とiPhone16シリーズで実現される生成系AI機能はユーザーの期待を下回るものになるだろうと述べています。
なお、iOS18に実装される生成系AI機能は、Siri、iMessage、Xcode、Apple Music、iWorkで利用可能になるようです。
iPhone16シリーズに機種変更するか17シリーズを待つか
ここ最近の予想通りであれば、iPhone16シリーズに機種変更するかどうかの判断は、アーリーアダプタ層を除けば、Proシリーズにおけるディスプレイサイズの拡大と、超広角カメラの画素数増加(4,800万画素)をどう評価するか次第かもしれません。
ただし、テトラプリズムレンズ搭載光学5倍ズームに対応する望遠カメラは利用したいがiPhone15 Pro Maxは大きすぎると見送っていたユーザーには、それが搭載されるiPhone16 Proが適したモデルになりそうです。
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-574435/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania