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Snapdragon 8 Gen 4と8 Gen 4 Proリリースか〜下位版開発

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Qulacommは、Snapdragon 8 Gen 3のスペックダウン版を開発しているとの予想が伝えられました。
 
Qualcommがこの戦略を推し進めた場合、AppleがiPhone16シリーズにA18を搭載し、iPhone16 ProシリーズにA18 Proを搭載すると噂されているように、Qualcommも次世代ハイエンドモデル・システム・オン・チップ(SoC)となるSnapdragon 8 Gen 4で、下位版のSnapdragon 8 Gen 4に加え、Snapdragon 8 Gen 4 Proを上位版としてラインナップするかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Qulacommが、Snapdragon 8 Gen 3のスペックダウン版を開発している模様。
2. 3nmプロセスへの移行を前に、歩留まり率向上のために選別品を上位版として発売するのかもしれない。
3. Appleも、A18に加えProシリーズ向けにA18 Proをラインナップすると噂。

Appleに続きQualcommも選別品を用いてSoCを複数用意か

Snapdragon 8 Gen 4は、TSMCの3nmプロセス「N3E」での製造に移行、それに伴いウエハー単価がかなり高くなるとみられています。
 
その場合、Snapdragon 8 Gen 4 Proで不良CPUコアや不良GPUコアがあるものを、Snapdragon 8 Gen 4としてリリースすれば歩留まり率向上に大きく寄与すると考えられます。もしくは、Snapdragon 8+ Gen 4を標準とし、Snapdragon 8 Gen 4を下位版としてラインナップするのかもしれません。
 
AppleはA15 Bionicでそうしたように、A18の選別品をA18 Proと位置づけるとみられているため、Qualcommも同じ製造プロセスを用いるSnapdragon 8 Gen 4でそうした戦略を採用するのは合理性があるでしょう。

SM8635とSM7675が開発中

なお、Qualcommが開発中の新しいSoCのコードネームは、SM8635とSM7675で、それぞれSnapdragon 8シリーズと7シリーズのバリエーションになります。
 
このうち、SM8635は2.9GHz動作のArm Cortex-X4 CPUコアにAdreno 735 GPUを組み合わせ、Snapdragon 8 Gen 2を上回るベンチマークスコアを記録していると、リーカーが報告しています。
 
 
Photo:Apple Update(@Appleupdatee)/X, Nguyen Phi Hung(@negativeonehero)/X
(FT729)

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