Appleは、縦に折りたたむタイプのiPhone(仮称:iPhone Flip)を開発しており、早ければ2026年に発売する可能性があるとの予想が伝えられました。
Appleは折りたたみiPad(仮称:iPad Fold)を開発していると噂されており、こちらは横に折りたたむタイプになると思われますので、合計3種類の折りたたみモバイルデバイスが開発されていることになります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは縦に折りたたむタイプのiPhoneを開発中で、2種類のプロトタイプが存在している。
2. 折りたたみiPhoneの開発は2020年に中断され、最近になって再開された模様。
3. 折りたたみiPadと合わせ、Appleは3種類の折りたたみモバイルデバイスを開発している可能性が高い。
折りたたみiPhoneの開発経緯と現況
今回の予想を伝えたThe Informationによれば、iPhone Flipの開発はまだ始まったばかりで、発売時期は早くても2026年とのことです。
iPhone Flipに関する情報を整理すると、下記のようになります。
- 開発中のプロトタイプは2種類あり、いずれも縦に折りたたむタイプ
- 折りたたんだ際にディスプレイが外側になるようなデザインを検討したが、耐久性の問題から断念した
- 折りたたんだ際の厚さがストレートタイプのiPhone(例えばiPhone15)と同程度に収まるように開発を進めていたが、バッテリー容量とディスプレイの問題から断念した
- 折りたたみiPhoneの開発は、2020年に一度中断された
- 現在の開発の主眼は、折りたたんだ際のディスプレイの折り目の解消に向けられている
- 折り目を解消するために、それが可能なヒンジの設計を検討している
これまでの開発経緯を考えると、Appleはかなり意欲的な製品の開発を検討していたようです。
現在開発中のiPhone Flipは、折りたたんだ際にディスプレイが内側になるGalaxy Z Flipと同じようなデザインを採用していると思われます。
その上でプロトタイプが2種類あるということは、メインディスプレイおよびカバーディスプレイのサイズが異なるか、搭載するカメラの数が異なるのかもしれません。
Appleは折りたたみディスプレイの折り目を目立たなくするための特許を出願していますので、そうした新技術の導入を検討していると考えられます。
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-574728/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania