iOS17、iPadOS17およびmacOS Sonomaで、ビデオ会議の3Dエフェクトが新たに導入されましたが、同機能がデフォルトでオンになっていることに気づかずにオンラインセッションに参加してしまい、恥をかいた事例が報告されていました。AppleはiOS17.4/iPadOS17.4と同時に、この3DエフェクトをデフォルトでオフにできるAPIをサードパーティー会議アプリ向けに公開する見込みであることが明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17、iPadOS17およびmacOS Sonomaでビデオ会議の3Dエフェクトが新たに導入された。
2. 同機能がデフォルトでオンになっていることに気づかずにセッションに参加する人が続出。
3. Appleはアプリが3DエフェクトをデフォルトでオフにできるAPIを公開する見込みだという。
FaceTimeアプリやその他のビデオ会議アプリで自動でオンに
iOS17で3Dエフェクトという新機能が追加されたことを知らずに、オンラインのセラピーセッションに参加した人が、自身のトラウマ体験を語っているときに、オーガナイザーから大丈夫か尋ねられたため、問題ないことを意味するジェスチャー「両手でグーサイン」を出したところ、背後に大きな花火が打ち上がり、その場が凍りついたとの報告がありました。
3Dエフェクトのジェスチャーの種類は以下のとおりとなっています。
機能はデフォルトでオフに変更可能に
iOS17.4/iPadOS17.4の正式版の公開と同時に、サードパーティー会議アプリがビデオ会議の3Dエフェクト機能をデフォルトでオフにすることができる新たなAPIがリリースされる、とMacRumorsが報じています。このAPIはiOS17.4/iPadOS17.4では使用可能であることが判明しているものの、macOS 14.4でも使用できるか確認は取れていないそうです。
3Dエフェクト機能自体をオフにすること自体は難しいわけではありませんが、機能の存在を知らずにiOS17にアップデートし、大切なビデオ会議に出席してしまうことが問題とされています。
Photo:Apple (1), (2)
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-574750/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania