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独税関、米購入のVision Proを容赦なく押収

vision pro
 
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proは現在のところ米国でのみ販売されていますが、ドイツの人々が自国にデバイスを持ち帰ろうとしたところ、税関から没収されたという事例がいくつも報告されているようです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. ドイツの人々が自国にVision Proを持ち帰ろうとしたところ、税関から没収されたという。
2. Vision Proを保持していたことで止められた人の数は過去数日間で8人にのぼる。
3. 一度税関にデバイスが没収されてしまうと、返却まで1年を要する場合がある。

数日間で8人がVision Pro野持ち込みでストップ

米国でApple Vision Proを購入した人が自国にデバイスを持ち帰る際にトラブルに巻き込まれたケースが報告されています。
 
ドイツの首都ベルリンの税関によれば、過去数日間で8人がVision Proを保持していたことで止められたとのことです。Vision Proのような高価な電子機器をドイツに持ち込む際には、事業者の場合は事前の登録が必要となり、個人の場合は到着時の申告が求められます。

没収された場合返却までに1年かかることも

申告を怠ったままVision Proを保持して税関を通ろうして見つかってしまうと、刑事上の税務手続きを取られるリスクがあり、デバイスを没収される可能性があります。実際、すでに何人かはVision Proを没収されたと報告しています。
 
一度税関にデバイスが没収されてしまうと、返却まで1年を要する場合があるといわれており、せっかくの先行購入が水の泡になってしまい兼ねません。
 
Vision ProはすでにeBayなどのオークションサイトで転売が行われているようですが、税関と問題にならないか事前に詳しく調べたほうが良さそうです。
 
 
Photo:Apple
(lexi)

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