カセットテープやレコードなど、アナログ音源の人気は継続中。それに伴い、再生機器に対する注目度も変わらずで、ここ数年、さまざまなメーカーから新製品や復刻版が発表されるなど、勢いはまだまだ衰えていません。
JBLが昨年11月に発売したBluetooth機能搭載のターンテーブル「Spinner BT(スピナービーティー)」も、アナログレコード好きから支持されているプレーヤーのひとつ。これまでのカラー「ゴールド」に加えて、2月8日に発売された新色「ブラック」(5万6100円)も登場しました。
新色「ブラック」は、キャビネット前面のロゴやターンテーブルのプラッター部分にJBLのブランドカラーであるオレンジを採用。ベースのブラックとのコントラストが映えるコンビネーションに仕上げられています。
基本的な設計は従来モデルである「ゴールド」と同じで、キャビネットの素材にはMDF(木質ボード)を採用し、また専用設計のインシュレーターを搭載することで再生の際に生じる不要な振動を制御・抑制します。
プラッターはアルミニウム・ダイキャスト製で、光学センサーで制御されたモーターによるベルトドライブ方式で安定した駆動を実現。再生回転スピードは33・1/3rpmと45rpmの2種類で、シングル盤とLP盤の両方を再生できます。
トーンアームはアルミニウム製のストレートタイプを採用。オーディオテクニカ製MM型カートリッジが装着されているため、セッティング完了後はすぐにレコード再生が可能です。ヘッドシェルは専用のアングルド・ヘッドシェルが用いられており、位置の調整やカートリッジ交換がスムーズに行えます。
さらにON/OFFが可能なフォノイコライザーアンプを内蔵。Bluetoothも搭載しているので、ワイヤレスヘッドホンやワイヤレスイヤホン、ワイヤレススピーカーとの接続にも対応。Bluetoothはバージョン5.2、Qualcomm aptX HD audio対応と、安定した接続と上質のサウンド再生を両立します。
もちろんアナログ出力端子(RCA×1)も搭載し、アンプやスピーカーなどへの有線接続も可能です。プレーヤー本体の外寸は横435×幅368×高さ155mm(突起含む・カバーを装着して閉じた状態)で、重さは約5.3kg。シンプルかつ洗練されたデザインは、和洋を問わず部屋のインテリアとしても抜群の存在感を見せてくれそうです。
なお、新色モデルはJBLオンラインストア、JBL Store(横浜)、楽天市場・Yahoo!・Amazonにて展開中のJBL公式ストア限定での販売となります。
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<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/584147/
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