生成AIが進化し続ける中、「.ai」がつくAIドメイン名の重要度が日に日に高まっていますが、Appleが「iWork.ai」のドメインを取得したことが明らかになりました。AppleがAIを統合したiWorkサービスの準備している可能性が囁かれています。
Whoisで所有者がAppleと表記
OpenAIのChatGPTなどを始めとする生成AIに大きな注目が集まっていますが、AppleがAIを統合したオフィスサービスを展開するかもしれません。
Appleが「iWork.ai」のドメインを取得したことが、AIドメインの取得状況のトラッキングを行うソーシャルメディアアカウントの投稿により判明しました。
Appleは元々、2009年に「iWork.com」をローンチしましたが、2012年にiCloudへと移行するため廃止となりました。
iWorkは現在のところ、ワープロソフト(Pages)、プレゼンテーションソフト(Keynote)、表計算ソフト(Numbers)の3つとなっていますが、「.ai」がつくドメインが取得されたことで、AppleがiWorkのAI版の準備を進めている可能性が浮上したわけです。
IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報を誰でも参照できるWhoisで「iWork.ai」を調べてみると、確かにAppleが所有者として出てきます。
他者による使用を防ぐねらいがある可能性も
「iWork.ai」のドメインがAppleにより取得されたからといって、Appleが新たなサービスを必ずしも展開するとは限りません。
「.ai」ドメイン名が重要になってきた今、他者による紛らわしいドメイン使用を防ぐために「iWork.ai」をとりあえずキープしているという可能性も考えられそうです。
Photo:BuyAiDomains.com
- Original:https://iphone-mania.jp/news-575439/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi