TSMCの次世代最先端プロセスである2nmプロセス製造ラインの整備に向け、順調に経過している模様です。報道通りであれば、立ち上げと歩留まり率の向上に難渋した3nmプロセスと比べ、iPhone17シリーズ向けA19とiPhone17 Pro向けA19 Proを2nmを遅延なく量産開始できる見通しです。
2025年第2四半期(4月〜6月)にA19シリーズの量産開始か
最新の海外情報では、TSMCは2024年第4四半期(10月〜12月)に新しく整備するFabで、2nmプロセスでの半導体のリスク生産を実施、2025年第2四半期(4月〜6月)には量産を開始するとのことです。
現在、TSMCの計画は予定通り順調に経過しているとのことで、2025年第2四半期(4月〜6月)に半導体の量産が開始できるのであれば、AppleはiPhone17シリーズ向けA19とiPhone17 Pro向けA19 Proを発売に向けて十分な数量確保することができるでしょう。
Neural Engineのコア数増加がApple Aシリーズの進化の主題に!?
また、2nmプロセスの立ち上げが順調で良好な歩留まり率が実現されるのであれば、新しいApple Aシリーズチップでの部品単価の値上げは小幅なものに留まることが期待できます。
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズに搭載されるA18シリーズでは、CPUコア数やGPUコア数の増加よりもNeural Engineのコア数増加に開発の主眼がおかれ、それによって人工知能(AI)機能の強化が実現されると噂されています。
iPhone17シリーズおよびiPhone17 Proシリーズに搭載されるA19シリーズでも、恐らく開発の方向性は同じでしょう。
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/news-575565/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729