自由気ままな旅が楽しめるのはオートバイならではの醍醐味だけど、知らない土地でうっかり道を間違えて、気づいた時にはとっぷり日も暮れ、辺りは暗くなるばかり…なんて事態はできるだけ避けたいもの。目的地まではできるだけスムーズに到着したいけど、お決まりのルートやプランに縛られるのはイヤ! そんなちょっとわがままな願いを叶えてくれそうな秘密兵器をKibidangoで発見しました。
2月15日よりプロジェクトをスタートした「Beeline Moto II(ビーライン モトツー)」(3万3800円〜 2月20日現在)は、オートバイでの利用に特化して開発されたイギリス生まれのバイク専用ナビゲーションシステム。3つのモードを使いこなせば、思いのままのツーリングが楽しめますよ。
この「Beeline Moto II」、使い方は至ってシンプル。円盤状の本体を専用マウントでハンドルやミラーステイなど見やすい場所に取り付けたら、あとは手持ちのスマホとペアリングして目的地を設定するだけ。
本体搭載のスクリーンに進行ルートや右左折指示、目的地までの到達度合いなどが表示されるという仕組みです。
車のカーナビのようにマップやランドマークが示されるわけではないけれど、「矢印で示された方向に向かって走るだけ」というシンプルかつ明快なナビゲーションは、ライダーにとってはむしろわかりやすく好都合。
右左折地点までの距離や紛らわしい道路の有無はきちんと示してくれるから、判断に迷う心配はまずなさそうです。
さらにこの「Beeline Moto II」が面白いのは、ルート選択において、コンパスモード、Funモード、Fastモードと3つのモードが用意されていること。
「時間にはたっぷり余裕があるし、道を探しながらのんびり向かおうかな」なんてときには、あらかじめ設定した目的地の方角のみを矢印で表示し続ける “コンパスモード” がおすすめ。
また、Funモードは美しい自然の景観や快適なワインディングなど、バイクならではの爽快な旅が楽しめるルートを案内するもの。
一方、目的地までの到着をできるだけ急ぎたいときは、最短ルートを案内してくれるFastモードが便利です。
本体サイズは直径53mmで、外装には切削加工を施したアルミ材にASA樹脂(またはアルマイト処理合金)を組み合わせたものを採用。
搭載ディスプレイは視野角の広いIPS液晶で解像度は412×412ピクセル。超高輝度で明るい日差しの中でも表示内容がはっきりと視認できます。
駆動電源には内蔵の600mAhバッテリーを使用。フル充電の状態からであれば最大14時間の走行に対応できます。
別売の「給電用インサート」(9000円)を使えば走行中の充電にも対応するので、長期にわたるツーリングでも安心して使えそう。
さらにアプリケーション間でGPSのデータをやり取りできるGPXファイルのインポート・エクスポートにも対応。
ライダー仲間同士でお気に入りのルートをシェアするのもいいし、ウェブで見つけたおすすめルートを参考に新たなルートをアレンジしても良さそう。ツーリングの自由度と可能性をいっそう広げてくれそうな便利アイテムです。
>> Kibidango
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/585841/
- Source:&GP
- Author:&GP