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Apple Watchのデジタルクラウンにタッチセンサーと光センサー搭載する特許出願

将来的にTouch IDが内蔵されるかもしれないと噂されているApple Watchのサイドボタンについて、Appleがデジタルクラウンにタッチセンサーと光センサーを搭載する特許を出願していることが明らかになりました。

実現した場合、操作性の改善という点で使い勝手が向上しそうです。

Appleが出願した特許の内容

Appleが、現地時間2024年3月20日に米国特許商標庁(USPTO)に出願した特許の名称は、「電子時計におけるクラウン」です。

特許の骨子は、デジタルクラウンにタッチセンサーや光センサーを搭載し、物理的な回転操作を減らすことで信頼性を向上させ、新たな機能を付加することです。

デジタルクラウン(下記図表4Aの412)に搭載されたタッチセンサーと光センサーは、ユーザーの指紋(下記図表4B)を認識します。

ユーザーの指がデジタルクラウンから離れる(下記図表5Cの517)と、光センサーを用いた画像認識機構からそれが消失(下記図表5Dの526)します。

この機構の搭載により、ユーザーの指での操作以外でデジタルクラウンが回転しまうこと=誤認識を減らすことができるでしょう。

デジタルクラウンの回転を抑制し、信頼性向上

特許では、デジタルクラウンが現行モデルのように自由回転せず、半回転まで、もしくは1回転までと抑えるアイデアが取り上げられています。

これをセンサー群と組み合わせることで、「ユーザーがデジタルクラウンに回転の負荷をかけ続けている場合はスクロールを続ける」「ユーザーがデジタルクラウンにかけている負荷に応じて、例えば回転方向に強く押している場合は速くスクロールする」などの動作を対応させることができるかもしれません。

Photo:USPTO, Apple Hub/Facebook

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