【狭小秘密基地拝見!】
自転車やバイク、サーフィン、キャンプ、釣りといったアウトドアが趣味の人にとって、クルマの秘密基地化はメリットが大きい。趣味の道具を運べるのはもちろん、現地で休息したり車中泊したりと、趣味をより効率的により深く楽しめる。またリモートワークの普及もあり、周囲と遮断されたひとりになれる仕事場として活用する人も少なくない。
そんな走る秘密基地としてオススメしたいのが、トヨタの「ハイエース」。車内空間が驚くほど広く、自転車やバイク、サーフボードなどの大物を積んでも横にゆったり寝られるスペースを備えている。
日産の「NV200バネット マルチベッド」は、その名の通りベッドを備えた特別モデルで、同じく日産の「キャラバン」も似たようなコンセプトモデルを製作している。またホンダはN-VANのEVモデルとなる「N-VAN e:」を今春発売予定。アウトドア趣味や仕事中にあると便利な電源確保が容易になるなど、今後も秘密基地化のニーズに合ったモデルが続々登場してきそうだ。
■キャンピングカーのベースとしても大人気
TOYOTA
「HIACE VAN」(243万9500円〜)
TOYOTA
「HIACE WAGON」(294万6600円〜)
TOYOTA
「HIACE COMMUTER」(335万3600円〜)
街中でもよく見かけるバンを中心に、10人乗りのワゴンや14人乗りのコミューターなど、キャンピングカーのベースにも使われる大人気モデル。バンはガソリン・ディーゼルに加え、ハイルーフモデルも用意するなど、目的や用途に応じてさまざまなタイプから選択できる。
■ベッドの下にもたっぷり収納
NISSAN
「NV200 VANETTE MULTI BED」(272万3600円〜)
オーテックが手掛けるレジャー特化型のモデルで、大人2人がゆったり休めるベッドを装備。ベッド下には収納スペースが確保され、ベッドモードのままでも荷物をたっぷり載せられる。ベッドマットはシートと同じ生地なので、統一感もバッチリ。
■軽自動車ながらビールケースを24個飲み込む
SUZUKI
「SPACIA BASE」(147万1800円〜)
目的に応じてさまざまな使い方ができるマルチボードを備えるなど、趣味にも仕事にも使える軽自動車。軽カーながらビールケースを24個積載できる収納力を誇る。商用車ベースだが商用車感が希薄で、コスパが良いのも魅力。
■N-VANのEVモデルがまもなく登場
HONDA
「N-VAN e:」(価格未定)
趣味人から絶大なる支持を受ける商用軽バン、N-VANのEVモデル。アウトドアや車中泊時にあると便利な電源確保が容易に行える。EV化にあたっても「ダブルビッグ大開口」と低床フロアを実現しているというから期待大。今春発売予定。
■“観音開き”のバックドアは使い勝手バツグン!
RENAULT
「KANGOO」(384万円~)
“遊びの空間”を意味するルドスパスとして欧州を中心に人気の一台。開口部が広く、荷物を出し入れしやすい“観音開き”のバックドアがポイント。アウトドアに最適なアクセサリーが充実しており、目的に合ったカスタマイズも楽しめる。
■正式発表してほしいキャラバンのコンセプトモデル
NISSAN
「CARAVAN MYROOM」「価格未定)
NISSAN
「CARAVAN MULTI BED」(価格未定)
日産がキャラバンをベースに製作したコンセプトモデル。NV200バネット マルチベッドの“キャラバン版”に加え、リラックスできる空間を目指した「キャラバン MYROOM」は、ベッドとテーブルを組み合わせ、車内をさまざまな形態にアレンジできる。
※2024年2月6日発売「GoodsPress」3月号80-81ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊 写真・キャプチャー画面提供/りさらいず>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/588149/
- Source:&GP
- Author:&GP