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必要なのはたったこれだけ!最小・最軽量のサバイバルキットとダックテープの活用方法

<不自由を自由にする野営スタイル>

こんにちは、「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。

皆さんはキャンプギアにサバイバルキットを忍ばせていますか? キャンプ好きならファーストエイドキットや着火キットなど、キャンプのさまざまなシーンに合わせたキットを作っているのではないかと思います。

今回紹介するのは、最小・最軽量のサバイバルキットとして私がいつも持ち歩いている「ダックテープとライター」のセットとその活用方法です。なぜこれがサバイバルキットになるのかを、紹介したいと思います。

■サバイバルキットとは?

まずは簡単にサバイバルキットについて説明します。

サバイバルキットとは、緊急事態や災害時に生存のために必要な物資や道具をまとめたキットのことです。通常、食料、水、防寒具、ファーストエイド(応急処置)キット、火を起こすための道具、ナイフやマルチツール、懐中電灯や手回し式のラジオなどの光源、地図やコンパスなどの方向を確認するための道具などが含まれます。サバイバルキットの内容は、そのキットが使用される想定される環境や状況によって異なります。

たとえば、都市部での災害用のキットには、郊外や山岳地帯でのサバイバルに必要なアイテムよりも、異なる種類のアイテムが含まれることがあります。サバイバルキットは、自宅、車、職場など、さまざまな場所に備えることが推奨されています。

今回は、キャンプシーンのみならず、いつでもポケットに忍ばせられ、日常でも、キャンプでも登山や冬山のアクティビティなどで活用できるサバイバルキットとして、ダックテープとライターを紹介します。

■キット内容

▲百円ライターとダックテープ

キットとはいいましたが、その内容はダックテープとライターだけです。

これだけでサバイバルキットと呼べるのか? と思う方いらっしゃると思いますが、これから、どんなシーンで使えるのかを紹介していきますので、焦らないでください。

私はダックテープをライターにこんなふうに巻き付けておいて、持ち歩いています。

この状態にしておけば、ポケットに忍ばしておいても邪魔になりませんし、サバイバルキットとして他のギアたちと収納しておいても良いですよね。

 

■3つの活用方法

今回紹介する活用方法は、着火剤として使う。幕やタープ、レインウェア等の補修。そしてクラフトの3つを紹介します。

▼その1 着火剤としての使用

一つ目は着火剤として使用することですが、ダックテープは着火剤として、かなり優秀です。一度着火すると、ゆっくり、そして着実に炎が出ますので、火口に困った際に間違いなく、役に立ちます。焚き火で暖を取らなければならない、明かりが必要な時、このキットさえあれば簡単に着火することが可能です。

▼その2 ギアやウェアの補修

二つ目は補修です。実は私はこの使い方が一番多いかもしれません。タープや幕に穴が空いてしまい、いくつもダックテープで補修して使用してますが、まったく問題なく使えてます。

ダウンジャケットに穴が空いてしまった時もダックテープで塞ぎました。タープや幕はそのまま使ってますし、レインウェアやその他ジャケットで穴が空いていては困るウェア類の補修にはとても便利です。当然雨は通しません。

▲軍幕ももちろんダックテープで補修可能

生地の補修以外にも、テントポールが折れてしまった、椅子や机の一部が破損してしまった時の補修にも使えます。

▼その3 クラフト

三つ目はクラフトにも使えるという点です。いわゆるブッシュクラフト的な使い方として、枝でランタンハンガーを作る時にY字型の木が落ちてなくて、太い枝に細い枝をくっつける時、難しいロープワークや、ナイフスキル不要で使えます。今回は本当に簡単なクラフトで作れるトングを紹介します。

▲用意するのは同じくらいの長さと太さの枝2本

上記の写真のように枝2本用意します。なるべく真っ直ぐで同じくらいのサイズが良いです。この写真の枝の太さは指2本分くらいありますが、指1本分くらいの太さを用意するとベストだと思います。

用意した2本の枝を直列にしてダックテープで止める。

2本の枝が折りたためるくらいのスペースを作ってダックテープを貼りましょう。ピッタリ揃えて貼ってしまうと、折り畳めなくなります。

たったこれだけで完成です。トングは焚き火の薪をいじったり、調理で使うととても便利なので、その場に落ちている素材で作れると良いですよね。

作り方はたったこれだけです。こんな風にちょっとしたクラフトにも使えるダックテープと着火に欠かせないライターの組み合わせは、最小、最軽量のサバイバルキットと言えると思います。

*  *  *

上記に説明した以外にも、切り傷の時の止血や、捻挫や骨折などの場合の固定などにもダックテープは使えます。大きい状態だとさすがにいつも持ち歩くのには限界がありますが、こうしてライターに巻いておいて、必要分だけ持って置くと本当に様々なシーンで活用できます。

ぜひ最小・最軽量サバイバルキットを作ってポケットに忍ばせておいてください。

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(文・写真/RYU

RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、年間数十泊の野営を行っている。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」

 

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