これまで正確なリーク情報を多数伝えてきたDSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、新型iPad Proの11インチモデル向け有機EL(OLED)をディスプレイの製造が遅れていると伝えています。
筆者を含め、新型iPad Proの11インチモデルの購入を予定しているユーザーは、予約受付開始後すぐに注文しないと入手まで長い日数を要することが懸念されます。
11インチモデル製造サプライヤー追加を検討中
ヤング氏によれば、Samsung Displayが単独で製造している11インチOLEDディスプレイの製造が遅れているとのことです。
そのため、12.9インチOLEDディスプレイを単独で製造しているLG Displayが11インチOLEDディスプレイの製造も手掛ける可能性があるようです。
LG Displayは当初、11インチOLEDディスプレイと12.9インチOLEDディスプレイの両方を供給すると噂されていました。
今回のような話が出てくるということは、LG Displayでの新型iPad Pro向けOLEDディスプレイの製造は順調なのでしょう。
なお、新型iPad Proの呼称は11インチモデルと13インチモデルになる見通しで、それぞれが搭載するOLEDディスプレイの実寸は11.1インチと12.9インチになるとみられています。
もともと製造台数が少ない11インチモデルが更に減少!?
新型iPad Proはまもなく発表される見込みで、その段階でこうした情報が出てくるということは11インチモデルの初期出荷台数が少ないことが懸念されます。
もともと、11インチモデルの年内の出荷台数は400万台と、13インチモデルの450万台に比べて少ないと指摘されていました。
そこに今回のような状況が加わっているのであれば、11インチモデルの年間出荷台数は更に減少する恐れがあります。
新型iPad ProはOLEDディスプレイを搭載する初めてのiPadになりますので、アーリーアダプターを含め多数のユーザーが乗り換えを検討していると予想されます。
筆者もその1人ですが、予約受付開始後すぐに注文したほうが良さそうです。
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
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- Source:iPhone Mania
- Author:FT729