Google Pixel 9とGoogle Pixel 9 Pro(以下、Pixel 9シリーズ)は、タッチ感度自動調整機能を搭載する可能性が高いことが、Android 14 QPR3ベータ1から確認されました。
タッチ感度自動調整機能が搭載された場合、タッチ感度を悪化させる低品質の画面保護フィルムを貼り付けた場合でも、その状態を検知してPixel 9シリーズのタッチ感度が自動調整されます。
状況に応じてタッチ感度を自動調整
タッチ感度自動調整機能がPixel 9シリーズに搭載された場合、ユーザーのタッチ操作に応じて感度が最適化されます。
低品質の画面保護フィルムを貼り付けてタッチ感度が悪化した場合は、全てのタッチ操作で感度を高めたほうが良いでしょう。
対して、ユーザーの指が濡れている場合など一時的にタッチ感度を高めるだけで良い場合も全てのタッチ操作での感度を高めてしまえば、意図しない操作に反応してしまうこともあり得ます。
そのため、Pixel 9シリーズはこうした状況に応じた最適なタッチ感度をデバイス側が自動的に認識設定し、調整されることになります。
ソフトウェアで実現?それとも専用タッチパネル必要?
タッチ感度自動調整機能についてAndroid 14 QPR3ベータ1には、「タッチ感度は環境、アクティビティ、スクリーン プロテクターに合わせて自動的に調整される」と記されていることが確認されています。
タッチ感度自動調整機能に対応するPixelデバイスについてAndroid 14 QPR3ベータ1には、「P24」のモデル番号が記されています。
Pixel 8シリーズのモデル番号が「P23」であったことから、「P24」はPixel 9シリーズを指しているのは確実でしょう。
タッチ感度自動調整機能がPixel 9シリーズに対応するのは確実と考えられますが、Pixel 8シリーズやその他のモデルにも対応するかは、本機能がソフトウェアだけで実現されているのか、搭載されるタッチパネルが専用のものになるのかによって変わってくるでしょう。
専用のタッチパネルを用いて実現している場合、タッチ感度自動調整機能に対応するのは、今後発売されるPixel 9シリーズとGoogle Pixel Fold 2に留まるかもしれません。
Photo:MySmartPrice
- Original:https://iphone-mania.jp/news-577352/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729