日本独特の美意識を審美性の高いデザインへと昇華することで、独自の世界観を展開するセイコー プレザージュ。日本ならではの伝統工芸の技を巧みに活かした“Craftsmanship Series”、伝統的な麻の葉模様を現代的な感性でモダンにアレンジした“Sharp Edged Series”など、いずれ劣らぬ個性的なラインナップで彩られたこのブランドに、2024年新たなデザインシリーズが登場します。
「クラシックシリーズ」と名付けられたこの新ラインは、日本古来の工芸品や衣服に用いられてきた色や素材、質感に着想を得て作られたもの。6月8日より全5モデルが揃って発売されます。
エッジの効いた個性的なデザインが多くのファンを魅了するセイコー プレザージュですが、新たに発表された「クラシックシリーズ」(13万2000円/15万4000円)は、柔和で穏やかな雰囲気が特徴的。
手元になじむ40.2mm径・13.0mm厚のラウンド型ケースは、全体が柔らかなイメージの曲面で構成されています。
緩やかにカーブしたダイヤルには繊細な型打ち模様が施されていますが、これは古来より日本の暮らしに欠かせない素材とされてきた絹の質感をイメージしたもの。
5つのモデルは、大きくデイト表示搭載モデル(13万2000円)と、ダイヤルのカットワークからてんぷの動きをのぞかせるオープンハートモデル(15万4000円)の2タイプに大別されており、このうちデイト表示の3モデルでは細かな凹凸でしっとりと柔らかな絹織物の織目を表現。
一方オープンハートモデルでは放射状のパターンをランダムに配置することで、束ねた生糸のようなラフな質感とつややかな光沢を再現しています。
またぜひ注目したいのが、1970年代の流行から着想を得てデザインされたブレスレット。大小7連で構成される多列ブレスレットは、細かなコマの両面に丸みをつけて肌に直接触れる面積を減らすことで、しなやかさと共に快適な装着感をもたらします。
ムーブメントには共に72時間のパワーリザーブを備えた自動巻きムーブメント “キャリバー6R55・6R5J”を採用。特にオープンハートモデルに採用されている“キャリバー 6R5J”では、6時位置にレイアウトした24時針がアクセントになっています。
さらに日本の伝統色から材を得た優美なカラーダイヤルも見どころのひとつ。繊維そのものの色を生かした「素色(しろいろ)」に加えて、「仙斎茶(せんさいちゃ)」や「洗柿(あらいがき)」「墨色(すみいろ)」と、豊富に揃ったカラーバリエーションが、手元にさりげない華やかさを添えてくれます。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/590234/
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