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2万円台から選ぶ最新コスパ最強スマホ7選【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

国内だけでなく、多くの海外メーカーが市場にひしめくスマートフォン。日々最新モデルに触れているケータイライターの房野さんが「これはハイコスパ!」と太鼓判を押す、7モデルを紹介する。

*  *  *

何年かぶりにスマートフォンを買い替えようかと思ったら、価格を見て驚いている人もいるだろう。iPhoneやGalaxyなどのハイエンドモデルでは、高性能なPCが買えるほどの価格だ。そんなスマートフォンの価格は、上を見ると切りがないが、ミドルレンジ以下のラインナップも豊富。3万円台以下でも、満足できるモデルがあると、長年モバイル業界を取材してきたライターの房野麻子氏は次のように話す。

「以前だと2万円のスマートフォンというと、少し操作しただけでスペック不足を感じるようなモデルが多かったです。でも今は、同じ価格帯でも、え? こんなに良いスペックなのに? と驚くような端末もあります」

あくまでも過度な期待は禁物で、ゲームのヘビープレーヤーにはおすすめしない。だが、一般的な使い方であれば、お値打ちモデルがあるというのだ。さらに、5〜7万円台のモデルはカメラやディスプレイなどの性能も充実してくる。

「例えばGalaxyの最新モデルは、ずっとiPhoneを使ってきたけれど、それそろAndroidへ移行しようかなという人にもオススメです」

多彩な端末がひしめき合う、ミドルレンジ以下の、ハイコスパな端末を一気に紹介していく。

ケータイライター/房野麻子さん
モノ情報誌や携帯電話雑誌の編集に携わった後、フリーランスライターとして独立。国内だけでなく海外へも出向いて、モバイル業界を中心に精力的に取材。Web媒体や雑誌で執筆活動を行う

 

<NEXT HIT>

1. 夜間でも高画質の動画撮影が可能

サムスン
「サムスン Galaxy S23 FE」(8万8000円 ※au)

Galaxy S23シリーズの上位機よりも性能を絞り込みつつ、使える機能はほとんど同じ。iPhoneから Androidへ乗り換えてみようかなという人にも良いです(房野さん)

薄暗い場所でもシャープに撮影できる高感度カメラを搭載。ナイトグラフィーシステムにより、夜間でも安定した高画質の動画撮影を実現している。FHD+、6.4インチ有機ELディスプレイを採用。カラバリはミント、クリーム、グラファイトの3色展開。

▲超広角、広角に加えて光学3倍の望遠の3つのカメラを内蔵。さらに薄暗い環境でもフラッシュを使うことなく、静止画でも動画でも、明るくクリアに被写体を写し出す

 

<BEST BUY>

2. サクサク動くポケットサイズ端末

Apple
「Apple iPhone SE(第3世代)」(6万2800円〜)

一世代前のモデルとはいえ、iPhone 14と同じチップを搭載し、サクサクと動作します。iPhoneの中からリーズナブルでコンパクトなモデルが欲しい人にはとても良い選択です(房野さん)

2022年に発売された、Apple A15 Bionicを採用した1世代前のモデル。iPhoneの中で最リーズナブル機。4.7インチディスプレイを採用し本体がコンパクトな上、Touch ID(指紋認証)対応などの点が好評だ。5G接続対応など基本を抑えている。

 

3. 迫力スピーカーなどエンタメ機能満載

ソニー
「Xperia 10 V XQ-DC44」(2万7800円)

最もリーズナブルなXperiaですが、薄型で約159gと軽量。なおかつ洗練されたデザインで、カメラも悪くありません。ハイレゾに対応するなど、音楽を楽しむにも良いですよ(房野さん)

Xperia 10シリーズとして初めてフロントステレオスピーカーを搭載したモデル。前面に配置した2つのスピーカーにより、臨場感あふれるサウンドを楽しめる。色を鮮やかに映し出すTV開発で培った技術を取り入れた、約6.1インチ有機ELディスプレイを搭載。

 

4. 2日間余裕で使える長持ちバッテリー

シャープ
「AQUOS sense8」(5万6980円)

国内ブランドの端末で、リーズナブルでハイコスパと言えば、真っ先に思い浮かぶシリーズです。動きに安定感があり、使い勝手の面で不満はないはず。とてもオススメできます(房野さん)

1日10時間の使用でも2日間余裕で使える大容量バッテリーを採用。アイドリングストップ機能を搭載し、賢く省エネしながら電池を長持ちさせる。ブルーライトを約50%低減した新素材の6.1インチディスプレイは美しさや色合いはそのままで目にやさしい。

 

5. シンプルで美しいフラットデザイン

Xiaomi
「Redmi 12 5G」(2万9800円/3万4800円)

性能の割にとてもリーズナブルで、WebサイトのブラウジングやSNSなどをする分には、なんの不満もありません。本体のデザインも安っぽくなくお買い得感があるモデル(房野さん)

高級感あふれるガラス背面を採用した、プレミアムな質感の美しいルックス。シンプルなカメラリングは背面とシームレスにデザインされ、フラットでスタイリッシュな印象だ。暗所や逆光に強いメインカメラ、約6.8インチの高精細ディスプレイを搭載する。

 

6. 大画面6.8インチディスプレイ

MOTOROLA
「moto g52j 5G SPECIAL」(4万1800円)

オープン型にも関わらずサウンドが高域音までワイドレンジかつパワフルなのは、さすがJBLです。イヤーフックの角度をユーザーの耳に合わせて調整できるのも嬉しいポイント(房野さん)

フルHD+6.8インチの大画面ディスプレイが搭載されたコスパ抜群のミドルクラススマホ。5000万画素のメインカメラ、IP68相当の防水・防塵性能、おサイフケータイ対応など、基本的な機能を網羅。カラバリはインクラック、パールホワイトの2色を用意

 

7. 片手で操作しやすい薄型軽量設計

OPPO
「OPPO Reno9 A」(4万6800円)

リーズナブルさでは一番。きれいな背面デザインや快適な使い心地、それにカメラ画質にも定評があります。高い防水性やおサイフケータイも備えているので、使いやすいです(房野さん)

約6.4インチディスプレイを搭載した、薄さ約7.8mm、重さ約183gのスリムで軽量な端末。ポケットに収めやすく、片手でも操作しやすい。8GBメモリと128GBのストレージのスペックを誇り、4500mAhの大容量バッテリーは急速充電にも対応する。

※2024年3月6日発売「GoodsPress」4月号20-21ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

<取材・文/河原塚英信>

 

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