2027年以降までのApple製品のロードマップが明らかになったとし、リーカーが投稿しました。
投稿されたロードマップでは、iPhone17 Proシリーズに12GB RAMが搭載されること、2026年に発売される有機EL(OLED)ディスプレイ搭載iPad miniのディスプレイサイズは8.4インチになると記されています。
既報の噂と新情報を確認
リーカーのRevegnus氏(@Tech_Reve)が投稿したロードマップは、Samsung Securitiesからの情報をもとにしたとするものです。
このロードマップで取り上げられている既報の噂や予想と、新しい予想は下記の通りです。
既報の噂や予想
- iPhone16 Proシリーズはディスプレイサイズを拡大
- 11インチおよび13インチiPad Proに搭載されるOLEDディスプレイは、2段スタック型
- 2025年に、iPhone SE(第4世代)が発売
- iPhone17 Proシリーズのカメラの画素数は全て4,800万画素になる
- 2026年に、10.9インチOLEDディスプレイ搭載iPad Air発売
- 2026年に、14インチおよび16インチMacBook ProのディスプレイがOLEDディスプレイに変更
- 2027年以降、20インチOLEDディスプレイ搭載折りたたみiPad発売
新しい予想
- iPhone17シリーズとiPhone17 Proシリーズのいずれも、もしくはProシリーズのみ、フロントカメラの画素数が4,800万画素になる
- 同様に、RAM容量が12GBに増加
- 同様に、OLEDディスプレイはPol-less技術、消費電力削減を実現
- iPhone SE(第4世代)の広角カメラの画素数は4,800万画素(筆者予想通り)
- 2026年発売の製品に、LLW(Low Latency Wide IO) DRAM搭載
- 2026年に、カバーディスプレイが6インチ、メインディスプレイが8インチの折りたたみiPhone発売
- 2026年モデルのiPad mini(仮称:iPad mini 8)が8.4インチOLEDディスプレイ搭載
- 2027年以降、1.4インチOLEDマイクロディスプレイもしくはマイクロLEDディスプレイを搭載するApple Glassを発売
今回のロードマップを考察
iPhone17 Pro Maxにのみ、4,800万画素の望遠カメラが搭載されるとの噂がありますので、今回のロードマップとも合致します。
ただし、フロントカメラの画素数は2,400万画素に増加するとの噂があり、1,200万画素からいきなり4倍になるとの予想は疑わしいと筆者には感じられます。
iPhone16シリーズとiPhone16 ProシリーズのRAM容量は全て8GBになる模様ですので、人工知能(AI)関連機能を強化するのであれば、後継モデルが全てかは別として少なくともiPhone17 Proシリーズが12GBになるのも妥当でしょう。
iPad miniにOLEDディスプレイが搭載される場合、ディスプレイサイズは8.7インチになるとの情報がありましたが、今回のロードマップでは8.4インチと0.3インチも異なります。
8.7インチであれば外寸はiPad mini 6と同程度でベゼル幅を狭くする可能性も考えられましたが、ほぼ同じであればその期待は低くなります。
iPhone SE(第4世代)のものとするCADデータとそれをもとにしたレンダリング画像では、リアカメラのレンズが大型化していることから広角カメラの画素数が4,800万画素になるというのも、筆者が予想していたとおりです。
Apple初の折りたたみデバイスは20.3インチディスプレイを搭載するiPadかMacBookになる可能性が高いとみられていますが、それよりも早く折りたたみiPhoneが登場する頃はあり得るでしょうか。
いずれにしても、毎年のように発売されると噂されながらその気配がないAirPods Max(第2世代)や独自開発5Gモデムのように、今後の開発の状況によって2年先の計画などは容易に変更されるでしょう。
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/news-577424/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729