ジブン時間を生み出す傑作“ほったらかし”調理家電【最新ヒット商品＆流行モノ頂上決戦】

＆GP

8か月前

【最新ヒット商品＆流行モノ頂上決戦】

「簡単」「早い」「美味しい」の三拍子揃った“ほったらかし”調理家電。材料を入れてスイッチを押すだけで、美味しい料理が完成する手軽さからヒットしている。その代表である「自動調理鍋」と「高機能オーブン」の注目作を紹介。

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近年、タイムパフォーマンス（タイパ）という言葉をよく耳にするようになった。時間対効果、つまり費やした時間に対する満足度が求める人が増えているのだ。特に調理家電を選ぶ際はタイパが重視され、簡単・時短な“ほったらかし”調理家電は引き続き人気が高い。

「共働き家庭はもちろんですが一人暮らしや高齢者で料理に負担を感じるようになった人など幅広い層に支持されています」

こう話すのは家電事情に詳しいライターの田中真紀子さん。そして、この“ほったらかし”調理家電の代表的なものが、自動調理鍋と高機能オーブンだという。

「本来、食材を加熱しながらかき混ぜたり、火加減を調整したり、といった工程が必要な料理がほったらかしで作れます。自動調理鍋は主に煮込み料理、高機能オーブンは主にグリル料理に向いています」

手間と時間がかかる料理も、簡単に素早く美味しく作ることが可能。ほったらかしでOKなので、その分、自分の時間を確保できるのも嬉しい。

家電ライター／田中真紀子さん
家電の記事を中心にさまざまなメディアで執筆を行うフリーライター。製品に詳しいだけでなく、実際に使うことでその魅力や取り入れ方を発信する。All About白物・美容家電ガイド

【自動調理鍋】

パナソニック
「オートクッカービストロ NF-AC1000」（実勢価格：7万9200円前後）

「圧力」と「かき混ぜ」を両立した業界唯一の自動調理鍋です。高火力でメニューのバリエーションが広く、仕上がりも本格的！（田中さん）

業界最高クラスの約2気圧の圧力で、塊肉はもちろん魚も骨までやわらかく仕上がる。また「鍋底かきまぜ」機能を搭載し、煮込み料理だけでなく炒め料理にも対応。圧力＆かき混ぜの合わせ技で美味しさと時短を実現する。調理容量2.4L。

▲鍋底をさらうように羽根が回転する「鍋底かきまぜ」を搭載。鍋肌の突起で具材をひっくり返し、ムラなくかき混ぜる

▲煮込み料理はもちろん炒飯や炒め物までほったからしで作れる。鍋底からかき混ぜるため、仕上げの煮詰めもおまかせでコクうまに！

▲アプリに新しいレシピが随時追加され、約150種類以上のメニューから選んで簡単に設定できる。もうおかずに悩まない！

シャープ
「ヘルシオ AX-LSX3A」（実勢価格：18万4800円前後）

過熱水蒸気の性質から、冷凍、冷蔵、常温の食材を同時に美味しく焼き上げる。温め直しも水の力を利用し、出来たての美味しさを復元（田中さん）

たっぷりの過熱水蒸気による調理で、食材本来の味を活かしながら美味しくジューシーに調理できるウォーターオーブン。焼き物や揚げ物（ノンフライ）のほか、炒め・蒸し調理なども可能。水蒸気パワーで温め直しもふっくら仕上がる。

▲食材を角皿に並べるだけ。調理方法を選択すれば分量や温度の設定も必要ない。常温、冷蔵、冷凍の食材が混在していてもOK

▲レシピサイトには約1400のメニューが掲載されている。スマホから本体へのメニュー送信や、本体からメニュー検索も可能

▲「網焼き・揚げる」「焼く」「炒める」「蒸す・ゆでる」の4つの調理方法から選ぶだけの「まかせて調理」で、多彩なメニューを手軽に楽しめる

※2024年3月6日発売「GoodsPress」4月号44-45ページの記事をもとに構成しています

＜取材・文／津田昌宏＞