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Apple Watchが睡眠中の逆流性食道炎の抑制に有効か検討するスタディ実施へ

アムステルダム大学メディカルセンターが、Apple Watchが睡眠中の逆流性食道炎の抑制に有効か検討するスタディを実施するとし、参加者を募集しています。

有用性が確認された場合、将来的に日本でも専用アプリの提供が行われることが期待されます。

睡眠中の逆流性食道炎を抑える方策は?

アムステルダム大学メディカルセンターが今回のスタディで検証するのは、Apple Watchに専用アプリ「LEFT」をインストールし、胃食道逆流症(GERD:Gastroesophageal reflux disease)、その中でも睡眠中の逆流性食道炎の抑制に効果があるか確認することです。

Apple Watchには睡眠中のユーザーの体の向きを認識し通知するために「LEFT」がインストールされます。

睡眠中の逆流性食道炎を抑えるには、体が左に向いた横向きの姿勢(左側臥位)で寝ると胃が食道の下に位置するため、右側臥位で寝る場合と比べて逆流が少なくなり効果的と、アムステルダム大学の研究者は述べています。

そのため、Apple Watchにインストールされた「LEFT」は、ユーザーが睡眠中に寝返りをうって右側臥位になった際に軽い振動にて通知し、気づきを与えます。

Apple Watchのアプリ以前に同種のスタディにて有効性が確認

アムステルダム大学メディカルセンターが実施する以前に、睡眠中の姿勢を確認可能なデバイスを用いて右側臥位になった際に軽い振動にて通知するスタディが行われていたと、MyHealthyAppleは報告しています。

そのスタディでは100人の参加者において睡眠中の逆流性食道炎抑制に効果があることが確認されたとのことですので、Apple Watchを用いたスタディもデバイスが異なるだけで内容がほぼ同じであるため、有用性が確認される可能性は高いでしょう。

Source:MyHealthyApple

Photo:GERD, Heartburn and Acid Reflux Symptoms & Remedies/App Store

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