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2025年版iPhone、修理しやすさで新時代へ?

2025年1月以降に製造されるiPhoneは、部品のペアリングを必要としないものになる可能性があります。デバイスの修理がこれまでよりも行いやすくなるとみられている一方で、部品自体の品質が保証されないのではないか、と不安の声も上がっています。

iPhoneのシリアル化された交換・再プログラム不可な部品は増加傾向

デバイス分解で知られるiFixitは昨年、iPhoneの部品のペアリングが以下に悪化しているかを示すグラフを公開しており、2011年のiPhone4sから2020年のiPhone12にかけて、「シリアル化された交換不可な部品」と「シリアル化された再プログラム不可な部品」の割合がいかに増えていっているのかがわかるようになっています。

青が「シリアル化された交換不可な部品」の割合
紺が「シリアル化された再プログラム不可な部品」の割合

2025年1月以降に製造されたiPhoneは大きく中身が変化する?

米オレゴン州知事は、新たな電子機器の修理する権利に関する法案に署名しました。これにより、部品のペアリングが制限されるようになり、電子機器の修理しやすさが大きく向上すると期待されています。

iPhoneも例外ではなく、2025年1月以降に製造されたiPhoneはサードパーティー修理業者やセルフ修理を行う人にとって飛躍的に修理しやすくなるとみられています。

ただし、部品のペアリングは使用される部品の品質保証にもなっていたという意見もあり、2025年1月以降に製造されるiPhoneはどんなパーツが使用されているかわからないため、絶対中古で買わないほうが良いと今から警告する人も出てきています。

少なくとも純正パーツか互換パーツのどちらかが使用されているのかをわかるようにはしておいて欲しいという意見が最も大きな支持を集めています。

Source: MacRumors, iFixit

Photo: Apple

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