2019年以降の、この時期のAppleの新製品発表の歴史から鑑みると、新型iPad Proおよび新型iPad Airの発表日として次に期待されるのは4月16日で、4月23日もあり得るとMacworldが予想しています。
新型12.9インチiPad Air用とする保護カバーとケースの販売および予約受付がAmazonで始まっているのを確認しており、予約受付開始日が4月9日、発売日が4月16日および17日でした。
11インチOLEDディスプレイの製造数不足影響で遅延
新型iPad Proに関し、Samsung Displayが製造する11インチ有機EL(OLED)ディスプレイの歩留まり率が悪いことから、当初予想通りLG Displayが13インチに加え11インチOLEDディスプレイも製造し、出荷に向けて増産している模様です。
新型iPad Proに搭載されると噂の2段スタック型OLEDディスプレイについて、LG Displayはこれまで車載用ディスプレイとして自動車メーカー各社に出荷していますので、Samsung Displayより製造経験が豊富なことに加え製造キャパシティにも余裕があるのかもしれません。
4月16日の可能性あるが、4月23日が濃厚と予想
また、対応するiOS17.4の新バージョンの開発も遅れ気味とのことで、発表が5月になると予想する声がありますが、Macworldは2019年以降のこの時期のAppleの新製品発表日を考えるとそれは考えにくいと述べています。
2019年以降、Appleが5月に新製品を発表したのは現地時間2019年5月28日のiPod touchの新モデルが最後で、それ以外は3月か4月の月曜日〜水曜日でした。曜日別では火曜日が最多でした。
そこから推察すると、4月16日(火曜日)か4月23日(火曜日)の可能性が高く、iOS17.4の新バージョンの開発が遅れているなら4月23日(火曜日)が濃厚とMacworldは予想しています。
Amazonで対応アクセサリーが4月16日〜26日に配達と案内中
Amazonでは新型12.9インチiPad Air用の保護カバーとケースの予約受付と販売が開始されており、出荷日は保護カバーが4月16日〜22日、ケースは4月17日〜26日と案内されています。
また、ESRの新型iPad Proおよび新型iPad Air用ケースの販売ページがAmazonで用意されているのも確認されました。
新型iPad Proが低消費電力版M3を搭載か
新型iPad Proに搭載されるAppleシリコンのCPUIDは「T8132」で、24インチiMac向けM3のCPUIDである「T8122」と異なっているとの指摘がなされています。
これまでのCPUIDの流れから考えるとM4の可能性もあるのではとの推察がなされていますが、M4の量産開始時期は2025年第1四半期(1月〜3月)と噂されていますので、T8132の正体は新型iPad Pro向けに動作周波数を下げるなどした低消費電力版のM3の可能性のほうが高そうです。
Source:Macworld
Photo:ESR/Amazon (1), (2)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-578190/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729