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幽霊?いいえ、それはVision Proの空間ペルソナです

昨年の世界開発者会議(WWDC23)ですでに発表されていた、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの「空間ペルソナ」機能が、最新のvisionOSベータで利用可能となったことが明らかになりました。

空間ペルソナで共体験が可能に?

Vision Proのペルソナとは、ヘッドセット装着時に使用できる、ユーザーの顔と手の動きをダイナミックかつ自然に表現したものです。ペルソナはFaceTime通話を始めとするペルソナバージョンカメラを使用するアプリケーションで使用できます。

ペルソナは最初気持ち悪いとかなり不評でしたが、新バージョンではかなり自然になってきていると再評価されています。

これまでペルソナは2D的にしか利用できませんでしたが、visionOS1.1ベータで新たに「空間ペルソナ」が導入されており、3D空間でペルソナがプレゼンを指差したりと身振り手振りが可能となっており、表現の幅が広がっています。

実際に機能を試したレイ・ウォン氏は、「空間ペルソナで本当の共体験が可能になった」と感想を記しています。

幽霊のようにも見える

新興YouTubeチャンネルHimels Techは、Vision Proの空間ペルソナを他のVision Proユーザーといっしょに試しており、共同で一つのドローイングパッドを使用できるかなどをテストしていますが、拡張現実(AR)として空間に浮かぶ他のユーザーのペルソナは幽霊のようにも見え、若干の薄気味悪さが感じられます。

「これがバージョン1.0だったら、これからどうなるのか」と、今後機能がどのように発展し得るかに大きな関心が寄せられているようです。

Source: MacRumors

Photo: Himels Tech

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