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マレーシア初のApple Store、数週間以内にオープンか?東南アジア3カ国目

マレーシア初となるApple Storeが数週間以内にオープンする、と報じられています。開店すれば、シンガポール、タイに続く東南アジア3カ国目のApple Store進出となります。中国への依存度引き下げに動くAppleは、製品製造でもマレーシアを重視しており、Macの一部はマレーシアで製造されています。

数週間以内にApple Storeオープンか

マレーシア初のApple Storeが数週間以内にオープンするとの情報を得た、とBloombergのマーク・ガーマン氏がニュースレターPower Onで報じています。

マレーシア初のApple Storeは、首都クアラルンプールのExchange TRX内にオープンする、とガーマン氏は伝えています。

Exchange TRXは、クアラルンプールの国際金融街に2023年11月にオープンした大型複合施設で、商業施設には高級ファッションブランドや、西武百貨店が入居しています。

数年前から噂されるExchange TRXへの進出

マレーシア初のApple StoreがExchange TRX内に設置されるとの噂は、2021年頃から噂されていました。本記事トップの画像は、現地メディアmalaymailが2023年11月にApple Store出店の有力候補として報じた場所です。

また、2023年1月には、AppleがマレーシアでApple Store従業員とみられる求人を行なっていることが確認されています。

シンガポール、タイに次ぐ東南アジアの直営店に

Appleは近年、東南アジア地域へのApple Store設置を進めています。

2017年にはシンガポールに東南アジア初のApple Storeを設置したのを皮切りに、2018年にはタイにも進出しています。現在、シンガポールには3店舗、タイには2店舗のApple Storeがあります。

マレーシアのApple Storeが開店すれば、東南アジアで3カ国目の進出となります。

製造拠点としても重要度増すマレーシア

Appleは製品の製造拠点としても、マレーシアを重視しています。

これは、中国への依存度を下げ、インドや東南アジア各国に生産能力を分散させる計画の一環とみられます。

Appleはすでに、マレーシアで一部のMac製品の組み立てを行っています

Source: Power On/Bloomberg, Malaymail

Photo:Malaymail

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