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ゲームボーイのエミュレータアプリがApp Storeから削除〜著作権違反が原因?

App Storeからゲームエミュレータアプリ「iGBA: GBA & GBC Retro Emulator」が削除されたことが明らかになりました。取り下げされた理由は、ガイドライン「4.3 スパム」と「5.2 知的財産」の違反とのことです。

広告まみれの明らかなパクリだった?

iGBA: GBA & GBC Retro Emulator」は、App Storeのガイドラインが改訂されゲームエミュレータアプリの掲載が許可されてすぐに登場しましたが、中身は開発者のライリー・テスタット氏が公開していたオープンソースアプリ「GBA4iOS」とまったく同じだったようです。

エミュレータアプリをApp Storeに掲載した人物は、パクリのアプリなのにも関わらず大量の広告を出していたとのことで、邪(よこしま)な意図が見て取れます。

MacRumorsによれば、アプリの削除理由はガイドライン「4.3 スパム」と「5.2 知的財産」の違反であるとのことです。

パクリ元のアプリ「GBA4iOS」はApp Storeの外で配布され始めてからすでにかなりの年月が経っていますが、開発者のテスタット氏はAppleのアプリ審査のずさんさを批判しています。

やっぱり著作権違反だった?

「iGBA: GBA & GBC Retro Emulator」のApp Store掲載が認められた当初、著作権があるはずのゲームソフトのROMファイルのダウンロードは自己判断に委ねられるとみられていましたが、やはり著作権違反が問題視されたようです。

なお、前述の「GBA4iOS」を開発したテスタット氏は新たなエミュレータアプリ「Delta」を公開しており、こちらは欧州連合(EU)域内限定でWebサイトからダウンロード可能となっています。

Source: MacRumors

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