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iPhoneのNFC、EU域内でのサードパーティー開放間近?

iPhoneの近距離無線通信(NFC)は、これまでApple Payのみに限定されてきましたが、これが欧州連合(EU)のデジタル市場法(DMA)に抵触するのを憂慮したAppleは、欧州経済領域(EEA)内において自らサードパーティー開放を申し出ており、来月にもEU反トラスト法規制当局の承認を受けることになる、とReutersが伝えています。

Apple PayのみNFC使用の時代に終止符

よくよく考えると、iPhoneでNFCを介した非接触型決済を行うときApple Payしか使用できないのは納得がいきませんが、少なくともEEA域内においてこの独占状態が終わりを迎えそうです。

Appleは欧州委員会から今から2年前、NFCに他社がアクセスできないようにすることで、Apple Payの競争を妨害していると非難されましたが、同社は今年1月にNFC開放案を提示しており、世界全体の年間売上高10%にものぼる可能性がある多額の罰金を回避しようと躍起になっているとのことです。

5月にも開放が実現へ?

欧州委員会は夏までにAppleのNFC開放案を受け入れることを目指しており、5月にも実現する可能性が最も高いとReutersは報じています。

EUのDMAの影響はEU域内にはとどまらず、最近ゲームエミュレータアプリのApp Store掲載の許可が全世界で実現したばかりなので、今後NFCがヨーロッパ以外の地域でも開放されることは十分考えられそうです。

Apple Payは現在84カ国で利用可能

AppleはApple Payの利用可能地域を年々拡大し続けており、現在84の国や地域で利用することができます。

Source: Reuters

Photo: Apple

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