気象庁によると、今年の夏も昨年と同様に酷暑となる可能性が高いとか。4月の段階で気温25度以上の“夏日”を全国各地で記録しており、あーそうかもなあと納得すると同時に今から早くも気が滅入っている人も多いのではないでしょうか。
サンコーより発売中の「全身水冷スーツ」(1万9800円)は、冷水を循環させることで体を冷却できる機能性特化型ウエア。夏の屋外作業やアウトドア、レジャーで、ひんやり清涼感を得られるサンコーらしいアイデア商品です。
上半身のベスト、そして太もも部分に巻いてセットするパンツパーツで構成される「全身水冷スーツ」。ベストのみでも着用することが可能(パンツパーツ単独での利用は不可)で、ベスト背面にタンクがあり、ベストとパンツパーツの中に張り巡らされたチューブに冷水を循環させることでひんやり涼しくする仕組みになっています。
まずはタンクの中に、砕いた氷(約1~1.3kg)もしくは凍ったペットボトル(約600mlボトルまで)を入れ、さらに冷やした水を約300ml入れてスーツを装着。そしてベストの胸ポケットに入れたモバイルバッテリー(別途用意)の電源をONにするとポンプが可動し、冷却がスタート。冷却モードは強・弱・エコの3段階用意されています。
冷えの持続時間は強モードで約90分、弱モードは約120分、エコモード(強モード10秒→オフ40秒を繰り返す)は約180分と長時間で、動作音も約45db(強モード時)と静音性もばっちり。ポンプの駆動時間はモバイルバッテリーの容量によって異なり、5000mAhで約10.5時間、10000mAhで約21時間、20000mAhで約42時間が目安となります(いずれも強モード使用時)。
氷が溶けて冷却力が弱くなったら、追加で氷or凍らせたペットボトルを再セットすることで冷たさが復活。氷が溶けたペットボトルの水を飲むことで熱中症対策にもなるなど、一石二鳥の使い方ができます。
薄型&大きいアームホール設計になっているため、上着の上からでも中に着込んでも動きやすく、着用もスムーズ。体型に合わせてベルトで調整も可能です。また、汗などで汚れてもポンプ部分を取り外して洗濯(手洗い)ができるのもありがたいポイント。サイズはフリーサイズ(着丈約400mm)で、胸囲65~130cm・ウエスト65~150cm・太もも囲40~65cmに対応。重さは約760g、カラーはブラックのみです。
強い日差しの下や空調のない倉庫での作業などで、火照った体を冷やしてくれる「全身水冷スーツ」。近年の暑さは身に危険が及ぶほどとなっているだけに気になる人も多いのでは。
>> サンコー
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/597856/
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