Appleは5月より、「Made for Business」と題した「Today at Apple」の特別セッションを世界の一部の店舗で開催することを発表しました。これらのセッションでは、中小企業の経営者や起業家にApple製品やサービスがどのように企業の成長と成功をサポートできるかを学ぶ機会を無料で提供するということです。
中小企業の経営者が講師に
「Made for Business」セッションでは、中小企業の経営者が講師となり、自分たちがiPhone、iPad、Macをどのように活用してビジネスを構築し、新しい方法で顧客を獲得し、組織を前進させたかを共有します。また、Apple Business Connect、Apple Business Essentials、Tap to Pay on iPhoneなどのリソースにも焦点を当てるということです。
ちなみに、Apple Business Connectは、Appleのマップ上に店舗や企業の情報を掲載できるサービス、Apple Business Essentialsは、Appleデバイスをリモートで構成、導入、及び管理できる完全なデバイス管理ソリューション、そして、Tap to Pay on iPhoneは、iPhoneをタッチ決済端末として利用できるようにする技術です。
5月中に米国の5カ所で「Made for Business」が開催
Today at Appleでは5月中に、米国のシカゴ、マイアミ、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントンD.C.で6回の「Made for Business」セッションが開催されます。このセッションは世界の一部の店舗では、年間を通じて継続的に開催されるということです。現時点では、米国5カ所以外でこのセッションが開催される国や地域は明示されていませんが、今後、増える可能性もあります。
ディアドレ・オブライエン小売・人材担当上級副社長は、次のように述べています。
Appleでは、小規模ビジネスが地域社会のバックボーンであることを理解しています。そのため、小規模ビジネスの成長のあらゆる段階を支援するために、常に革新を続けているのです。
Appleの直営店では、コミュニティ及び教育セッション、Today at Appleの無料プログラム、そして、中小企業が業務を向上させるために最適なテクノロジーを見つけられるよう支援する店内の専門家による継続的なサポートなど、Appleならではのエクスペリエンスを提供しています。
日本で受けられるビジネス向けセッション
今のところ日本では、「Made for Business」セッションが開催される予定はありません。しかし、Today at Appleでは、同僚同士など自分たちのグループだけで参加できるビジネス向けのセッションがあります。
例えば、MacのKeynoteを使って効果的なプレゼンテーションを作成する方法を学べたり、Numbersを使って効果的なスプレッドシートを作成する方法を学べるセッションなどが用意されています。
これらのセッションは全て無料なので、同僚や仲間と一緒にビジネススキル向上のために参加してみてはいかがでしょうか。セッションの予約は、AppleのWebサイトの「Today at Apple」のページから可能です。
Source:Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/news-579210/
- Source:iPhone Mania
- Author:m7000