来年にも発売されると噂されていたVision Pro(第2世代)ですが、どうやら2026年下半期(7月〜12月)まで登場する可能性はなさそうです。
また、Vision Proの人気を盛り上げるためのキラーアプリの登場が期待されていますが、visionOS2.0でそれが実現される可能性もかぎりなく低いとの情報です。
話題にならず、販売台数が低迷するVision Pro
そもそも、ヘッドマウントディスプレイ市場自体が、一般ユーザーに向けに今年こそ立ち上がると言われながら何年もそうなっていません。
Vision Proもその例に違わず、年内の出荷予定台数が半減した模様です。
そのため、Appleは廉価モデルを投入しようとしていますが部品単価を下げるのも容易ではなく、販売台数が稼げない状況ではサプライヤーとの間で価格交渉を有利に進めることもできません。
人気低迷が続けば、放置気味のApple TVのような扱いになるかも
そうしたこともあり、直接的な後継モデルとなるVision Pro(第2世代)の発売予定時期は遅れ続けており、最新の情報では2026年下半期(7月〜12月)の見込みとBloombergのマーク・ガーマン記者が伝えています。
この状況が続けば、忘れた頃にやっと新型に切り替わるApple TVやHomePodシリーズのような扱いになるかもしれません。
販売地域の拡大が最優先事項も、傾向は変わらないのでは?
現時点でのAppleにおけるVision Pro関連の最優先事項は、販売地域の拡大とのことです。
販売地域が拡大すればそれなりに販売台数は増加するでしょうが、販売中の米国と比べて他の地域のユーザーにはVision Proが適しており、それによって想定以上に増加するとは思えません。
新型Apple PencilはVision Proに対応するとの噂もありますが、こちらも販売台数増加の大きな要因にはなり得ないでしょう。
Source:Power On/Bloomberg
Photo:Apple
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- Source:iPhone Mania
- Author:FT729