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iPhoneのアラームが鳴らずに寝坊!?安心して起きるための原因と対策

毎朝、iPhoneアラームを目覚ましに使っている方は要注意です。iPhoneでアラームをセットしても鳴らない不具合が一部のユーザーから報告されており、Appleは不具合の存在を認識し、修正に取り組んでいるとコメントしました。記事では、修正までの対処方法をご案内します。

iPhoneのアラームが鳴らずに寝坊した!の声

iPhoneアラームをセットしたのに音が聞こえずに寝坊した!などの報告がこの数週間、一部のiPhoneユーザーから、ソーシャルメディアで報告されていました。

Appleは、米メディアNBCに対して、不具合を認識しており、修正に取り組んでいるとコメントしています。

近日中の正式版公開が見込まれるiOS17.5、あるいはその前のマイナーアップデートとなるiOS17.4.2での修正が期待されますが、Appleは修正にかかる時間を明らかにしていません。

原因はFace IDの「賢い」機能の誤動作?

iPhoneのアラームが鳴らない問題の原因として、Face ID搭載モデルの「画面注視認識機能」に関係があるのではないか、と一部のユーザーが指摘しています。

「画面注視認識機能」は、ユーザーがデバイスに注意を払っているかをiPhoneが自動認識し、ユーザーがディスプレイに視線を向けている場合は画面の暗さを落とさないほか、ユーザーがデバイスを見ている間は通知音量を低く抑える機能です。

本来は賢くユーザーを手助けしてくれるはずの同機能がうまく働かず、ユーザーがiPhoneに視線を向けていないのにアラームの音量が低くなっているのではないか、と一部のユーザーがソーシャルメディアで指摘しています。

対策:「画面注視認識機能」をオフにする方法

Appleは原因について特定していませんが、画面注視認識機能は以下の方法でオフにできます。

「設定」アプリを開き、「Face IDとパスコード」のメニューを開きます。開く際にパスコードの入力を求められるので、安全のため、周囲から盗み見されていないことを確認しましょう

「画面注視認識機能」のトグルボタンをオフ(白)にします。

オフにしても特に支障のなさそうな「画面注視認識機能」

iPhoneのアラームを目覚ましにしている方は多いことと思います。

連休中に早起きして出かける予定のある方や、休み明けに仕事や学校に向かう朝のためにiPhoneのアラームを利用する方は、念のため「画面注視認識機能」をオフにしておくのが良さそうです。

その上の「Face IDを使用するには注視が必要」はユーザー認証をより厳密に行うためオンにしておくことを推奨しますが、「画面注視認識機能」はセキュリティに直結するものではないので、オフにしたままでも問題はなさそうです。

NBCがこの問題を取り上げた動画はこちらでご覧ください。

Source: NBC via 9to5Mac

Photo: Apple, iPhone Mania

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